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NEWS 沿線ニュース 二子玉川の事例も交えて学ぶ「ソーシャルデザイン」のイベント開催

発表者2人が手掛けたソーシャルデザインの仕組みをインフォグラフィックスで表現。視覚的にまとめることで格段に分かりやすくなります。

会の最後は、全員でのトークセッションに。それぞれの目線で生まれたソーシャルデザインの取り組みは、ビジネスとデザインが両立した事例として今後さらなる可能性を感じさせる内容でした。

二子玉川を拠点にするデザイン会社cocoroeの代表であり、多摩美術大学の講師である田中美帆さんによるイベント「ソーシャルデザインの授業をやってみた」の3回目が、二子玉川カタリストBAで行われました。

「ソーシャルデザインは、みんなのために(公益性)、みんなでつくり(協働性)、続いていく(持続性)、この3つの要素があって成立する」と田中さん。第1回では、この3つのキーワードを踏まえて有名デザインが生まれた背景など、海外の事例をひも解き、2回目では日本での始まりから現在までの流れを解説しました。

そして最後となった3月30日の第3回目では、ビジネス側から見たソーシャルデザインに着目し、3名のゲストスピーカーが登場。1人目のフェリシモの児島永作氏からは、東北を支援しながらも本業の通販会社として利益を出す事業の取り組み「東北花咲かお母さんプロジェクト」が紹介されました。“100年先を見据えた活動”という点に、多くの参加者が感銘を受けたようでした。

続く2人目のグラディエ代表の磯村歩氏は、福祉作業所とのコラボで生まれた二子玉川の地域デザインブランド「futacolab」の仕掛け人。食べておいしいことはもちろん、商品デザインの質を向上させることで、福祉作業所の人たちが受け取る賃金アップを目的に取り組んでいます。支援するという目線ではなく、お互いの利点を生かしたWin-Winな関係となるソーシャルデザインを体現している点が印象的でした。

3人目は『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』の著者、biotope代表の佐宗邦威氏。デザイナーではないビジネスパーソンがどうやってデザイン思考を取り入れるか、誰でもクリエイティブになれるソーシャルデザインの可能性について、田中さんとやり取りを交わしながら説明をしました。

それぞれの発表に共通していた点は、“実際に体験する”こと。さまざまな現場に行き、困りごとを体感し、そして共感することから生まれる気付き……それがソーシャルデザインにつながっていく。ビジネス側から見たソーシャルデザインの話は、社会人が多かった参加者にとって気付きの多い夜になりました。

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更新:2016/4/4(月)

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