スマートフォン用ページへ
東急電鉄

NEWS 沿線ニュース “都市の田園”で土に親しむ『コモリブ農業体験2016』が開催されました

畑を提供した本多さんは4歳のお子さんのパパ。ご自身が子どもの頃は、畑の水たまりにダイブして遊んだりしていたそうです。

みんなで協力して苗を植えていきます。次に来たときはどれくらい大きくなっているかな?

駅前の景色からは想像しにくいかもしれませんが、溝の口(川崎市高津区)の周辺には農地がたくさんあります。そんな畑のひとつで、子育てファミリーを対象にした農業体験プログラムが行われました。都心に近い場所で、農家の方の指導を受けながら、植え付けから収穫までを楽しめる、という全3回の食育プログラムです。

企画したのは、子育て情報アプリ「コモリブ」を運営する株式会社センジュと、川崎市を中心に不動産を扱う株式会社エヌアセット。エヌアセットは溝の口エリアでジモト野菜の販売を行うなど、地域の農をサポートする活動も行っています。

初回の4月17日(日)、東急線の沿線エリアなどから3家族が参加して、野菜の植え付けをしました。今回畑(生産緑地)を提供したのは、地元農家の本多広樹さん。珍しい野菜の栽培に挑戦して、直売所で販売するなど、農業に意欲的に取り組んでいます。本多さんの一族は江戸時代から代々この地で農業を営んでいますが、昨今は、農地を住宅にすることも多くなっているそうです。「でも、一度住宅になった土地は農地には戻らないんですよね」と語る本多さん。“身近に農のある住まい”という環境を大切にしたいという思いから、近隣のかた向けに農業体験を行った経験もあり、今回のプログラムでは直接指導も行っています。

今日の作業は、ナス・キュウリ・トマトの植え付け。150坪ほどの畑に乾燥防止のビニールを敷いた畝(うね)が作られていて、そこに穴を掘って苗を植えていきます。途中、あちこちで虫やナメクジが顔を出し、そのたびに本多さんが害虫かどうかなどを解説してくれます。最初は泥を手で触るのをいやがっていた小さな子どもたちも、ほどなくどろんこ遊びに夢中になり、最後には大量の泥団子(!)をおみやげに持って帰るほどでした。

参加者にうかがったところでは、子どもと野菜作りをしようと思って探すと、本格的な貸し農園か単発の収穫体験になってしまうことが多いそう。また、子どもの年齢が変われば必要な情報も変わるので、おでかけしようと思っても情報収集はなかなか大変なのだとか。子育てのニーズと現実のギャップにも改めて気づかされます。

2時間ほどで、みなさん手際よく植え付けを完了。作業に没頭する大人、泥遊びに夢中の子ども。楽しみの「ツボ」はいろいろです。そして、「畑が終わったらお買い物に行こう」という過ごし方ができるのも、移動距離が短い場所ならでは。そういった点でも、住宅地の農地での農業体験は、都心の農業のありように一石を投じる試みといえるかもしれません。

最終回(7月)のお楽しみは、収穫した野菜を味わうバーベキュー大会とのこと。農作業を通してのさまざまな経験が、この先も子どもたちを待っていることでしょう。

  • 外部サイトへ移動、またはファイルを開きます。
  • 期間終了後はリンク切れになる場合がございますのでご了承ください。
更新:2016/5/10(火)

コメント

  • 本コメントはFacebookソーシャルプラグインを使用しており、これによって生じた損害に対して当社は一切の責任を負いません。
  • コメントを投稿するにはFacebookにログインする必要があります。

おすすめの記事