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NEWS 沿線ニュース 公園で生まれた緑をまちへ広げる――鶴間公園のがっこう「苗木づくり大作戦」が開催されました

苗木探しでは、講師の湧口さんから「根っこに土の塊をつけたまま取ってやり、木になるべくストレスを与えないようにしましょう」などのアドバイスがあり、参加者は、樹木への関心を深めていました。

根を傷めないよう、苗木の周りの土ごと慎重に掘り出します。森の土は思いのほか硬く、スコップを持つ手に力が入りました。

苗木を育てる場所を示す“苗木の広がりMAP”。緑のシールの数だけ、苗木がまちに広がったことがわかります。

2018年2月12日、リニューアルオープンに向けて工事が進む鶴間公園で「苗木づくり大作戦」というイベントが開催されました。これは、南町田拠点創出まちづくりプロジェクトの一環として2017年に行われたワークショップ「鶴間公園のがっこう」の関連企画。鶴間公園の中で自然に生えている小さな木を見つけ、鉢植えにして、苗木を自宅で育てるプログラムです。親子連れも含め約40名が参加し、公園の木をまちへ広げる“作戦”が行われました。

公園に広がる森には、ドングリのなる木・クスノキ・シラカシといった、さまざまな種類の樹木が自生しており、あちらこちらから若木も顔を出しています。講師を務める一般社団法人「街の木ものづくりネットワーク」代表理事の湧口(ゆぐち)善之さんから、樹木の特色や見分け方のレクチャーを受けた後、参加者は約1時間かけて生まれたばかりの小さな木を集めて回りました。

後半は、森の中から大切に運び出した木や枝を使って、苗木の鉢植えとネームプレートを作ります。自分で掘り出した若木を鉢に植える作業は、子どもたちも真剣そのもの、木の種類をプレートに書き込んで鉢植えを完成させます。

イベントの最後、鶴間公園周辺の地図に、参加者それぞれが苗木を持ち帰る場所を示すシールを貼って“苗木の広がりMAP”を仕上げました。参加者の自宅や市役所など、苗木を育てる場所にシールが貼られ、鶴間公園の木々がまちに広がったことがひと目でわかります。参加者たちは、まちに緑が増えることへの願いや、新しい公園への思いを付箋につづって貼っていきました。

鶴間公園の近隣からの参加者が多く、「南町田で生まれ育ち、鶴間公園は思い出の場所。子どもにもこの森と触れ合ってもらおうと思った」など、しばしの別れとなる公園にそれぞれの思いを寄せていました。講師の湧口さんは、「苗木を持ち帰ることで、育てる難しさと、1本の木が成長することの素晴らしさを体感してほしい」と話します。今日作った苗木が育つことで、また新たな緑がまちに広がっていくことでしょう。

文:原田真里(Loco共感編集部)

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更新:2018/2/28(水)

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