2019年秋にリニューアルオープンする公園をどんなふうに使いたいかを、市民が6月から3回にわたって考えてきたワークショップ「鶴間公園のがっこう」。そこで結成された6つのチームの企画を実現するイベントが開催されました。

イベント名 鶴間公園のがっこう祭
開催 2017年11月4日(土)
場所 鶴間公園
最寄駅

みんなで考えた「ミライの鶴間公園を考えるイベント」実現しちゃいました!

「鶴間公園のがっこう祭」は、全4回の「鶴間公園のがっこう」の集大成として実現したイベント。ワークショップを通じて結成された6つの市民チームによるユニークな企画と、市民の声から生まれた特別企画「鶴間公園の木を活かすワークショップ」が行われました。

当日の天気は快晴、絶好のイベント日和です。開始3時間前の朝8時過ぎ、次々にチームのメンバーが準備のため集まってきました。“さわやか広場”を取り囲むように、食チーム、音楽チーム、学びチーム、のんびりチーム、工作チームのブースが並び、一輪車の貸し出しやインラインスケートをするスポーツチームと、丸太を加工する「木を活かすワークショップ」は公園を貫く“水道道路”で準備をします。「お客さん来てくれるかな?」「これで全部そろった?」と、ちょっと不安混じりの声も聞こえるなか、いよいよ始まるという期待に、誰もが笑顔です。

開会式の直前、「全員でラジオ体操をやりますので集まってくださーい」と、コーディネーターを務める石塚計画デザイン事務所の千葉晋也さんがマイクで呼び掛けています。ラジオ体操のお手本は、スポーツチームが務めます。心をひとつにしたところで、サクソフォンカルテットの演奏が始まり、いよいよ「鶴間公園のがっこう祭」が幕を開けました。

始まってすぐ、食チームのブースにはもう長い列ができています。テーマは「ゆる~くなが~く美味しくたき火」。ピザ作りの実験と焼き芋体験は予約だけでいっぱいになる人気ぶりでした。工作チームは、子どもたちとお母さんたちでにぎわっています。「森のあそび場」をテーマに、公園のどんぐりを使った工作のほか、木の間に布を張って秘密基地づくりをします。どんぐりは1カ月ほど前に拾って、きれいに洗って冷蔵庫で保管しておいたのだそう。

学びチームは、公園内のあちこちにクイズがちりばめられた「つるまを知ろう!クイズラリー」と、防災食をおいしく食べる「救災食堂」の2つの企画で参加。予想を上回る人が集まり、大慌てながらも楽しそうです。のんびりチームの「自然を感じながらお話の世界に入ってみよう!」は、子どもたちと一緒にのんびり過ごす企画。本の読み聞かせにじっと耳を傾けている子どもたちの姿が印象的です。スポーツチームは、若い頃みんなで集まって練習していたというインラインスケートの華麗な技を披露したり、来場者も巻き込んでタタロチカを踊ったり。市民のチーム以外に、町田市南第1高齢者支援センターの「出前そうだん室」や、昭和薬科大学の学生による「青空お薬教室」も地域団体として出店。来場者でにぎわう会場で、音楽チームの企画したミュージシャンたちによるライブ演奏が、お祭りムードを盛り上げていました。

市民の声から生まれた特別企画「鶴間公園の木を活かすワークショップ」は、一日がかりの長いプログラム。公園の整備を進める過程で伐採された木に感謝を込めて、丸太の製材や加工を行うワークショップです。講師は、「鶴間公園のがっこう」にゲスト講師としても参加した、一般社団法人街の木ものづくりネットワークの湧口善之さん。大人に交じって子どもたちが、本格的なノコギリや皮むき道具を手に、大きな「クスノキ」と格闘中です。「疲れたら次の人と交代してね」。順番にみんなで力を合わせ、公園の木の新たな一歩をつくります。

ジオラマを展示して新しい公園を紹介するコーナーでは、「模型だとまだ想像つかないけど、楽しそうな公園になりそう」「Uターン組で5年ほど近くに住んでいるけど、こうしたイベントは今までなかった。また企画してほしい」という声を聞くことができました。

「次回は、もっとたくさんのお客さんに対応できるよう準備したい」「次回はこんなふうにしたい」……と、誰もがこの日をゴールだとは思っていない様子。これから鶴間公園は本格的な工事に入りますが、みんなでつくった「がっこう祭」は、2年後の公園のお披露目が今から待ち遠しくなるようなイベントでした。

「樹皮を削るのは難しくないので、あとは根気」だそうです。最初は恐る恐るだった子どもたちも、すぐに慣れて楽しそう。

お母さんたちのため息が聞こえてきそうな工作チームの「森のあそび場」。何をやってもOKの秘密基地です。

新しい公園ではどんな遊びができるかな?

みんなの手でベンチに生まれ変わったクスノキ。これからも公園を見守り続けます。

このイベントを最後に公園の本格的な工事が始まります。See you soon !

更新:2017年12月11日 取材:2017年11月4日

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