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東急電鉄

「つながること」が、沿線まちづくりの新たな可能性を生む 

街×人 インタビュー ~3つのイベントを支える“人”が話して見えてきたこと~

「とくらく」では、イベント管理サービスの「Peatix」と共同で、東急沿線でまちづくりに関連するイベントを募集。資金の支援や告知のお手伝いをすることで、活動を応援する「シビックプライド支援キャンペーン」を2015年2月に実施しました。イベントの振り返りから、今後の展望まで、支援対象となった3つのイベントの代表者にお話を伺いました。

田野畑有美さん ケルナー裕子さん 酒井隆さん 佐谷恭さん
  • PROFILE●たのはたゆみ
    未就学児とその保護者のための施設、横浜市港北区地域子育て支援拠点「どろっぷ」のスタッフ。「子育て応援隊缶バッジ」誕生に寄与。小学生の子どもが通うミニバスケットボールでは、応援にとどまらず、自らプレーし教えてしまうほどのスポーツ好きだとか。

  • PROFILE●さかいたかし
    二子新地駅近くにあるアート×コミュニティ施設「にこぷら新地」を運営する「NPO法人DT08」の副理事長。二子新地~高津~溝の口エリアの活性化に日々尽力する。数年前から編み物の魅力にハマり、現在では地元の人を集め、編み物イベントを開催するほど。

  • PROFILE●けるなーゆうこ
    横浜市港北区内で活動している、子育て当事者グループ「こうほくnetほいっぷ」のメンバーで、「子育て応援隊缶バッジ」発案者の一人。現在は、缶バッジの普及活動を継続するべく、自主グループ「子育て応援隊FROMこうほくnetほいっぷ」を立ち上げ活動中。

  • PROFILE●さたにきょう
    走ることを通じて街を再発見するランニングイベント「シャルソン」の創始者。世田谷で、“交流する飲食店”をコンセプトにしたパクチー料理専門店「パクチーハウス東京」や、コワーキングスペースを経営。ユーラシア大陸3度の横断など、世界約50カ国に渡航経験あり。コワーキングやシャルソンに関連して国内も頻繁に“旅”している。

地域に軸足を置き、さまざまな活動に取り組む3団体

「シャルソン」の創始者である佐谷さん。現在、地方の団体がシャルソンを開催する際に、告知の手伝いやグッズの貸し出しなどをする「ご当地シャルソン協会」を結成し、活動を広めています。
「NPO法人DT08」に所属する酒井さんは、もともとまちづくりや市民活動を支援する行政施設で働いていた “まちづくり活動の専門家”。
田之畑さん(左)は高校生と小学生のお母さん。ケルナー裕子さん(右)はイギリス人の方と国際結婚されています。

――はじめに、皆さんの自己紹介も兼ねまして、普段の取り組みについてお一人ずつ伺いたいと思います。まずは「東京シャルソン」を開催した佐谷さんからお願いできますか?

佐谷 ぼくは普段、「パクチーハウス東京」というパクチー料理専門のレストランを世田谷で経営しています。このレストランでは“交流する飲食店”をコンセプトに掲げているのですが、そこからさらに“交流するオフィス”というコンセプトを考え、さまざまな人が働けるコワーキングスペースも経営しています。

――二子新地で「Welcome New Comer ようこそ、高津区へ」を開催された酒井さんは、普段どういった活動を?

酒井 私は12年ほど溝の口に住んでいますが、東急大井町線が溝の口まで延びる際に、高架下の使い方について地域住民と東急さんとが考えるワークショップが開かれました。話が進むうちに住民が集まれる施設が欲しいという流れになり、二子新地駅近くにアート×コミュニティスペースの「にこぷら新地」が建設されることになったんですね。せっかく造るならNPO法人化してきちんと運営しようと「NPO法人DT08」ができ、私もそこに所属しました。「にこぷら新地」には、会議やセミナーを開催できる多目的スペースや、絵画や工作教室などを行えるワークスペースがあり、地元や沿線の方が企画する絵画教室やフラダンス、セミナー、ワークショップなどさまざまなイベントで活用してもらっています。

――大倉山で「“子育て応援隊”缶バッジ普及イベント」を行った田之畑さんとケルナー裕子さんはいかがでしょう?

田之畑 私は大倉山にある港北区の地域子育て支援拠点「どろっぷ」で運営スタッフをしています。「どろっぷ」は未就学児のお子さんと保護者が遊びにくる場所で、子どもを遊ばせたり、ご飯を食べたり、皆で交流などをする施設となっています。「どろっぷ」では、その開設時から子育て当事者による「こうほくnetほいっぷ」というグループが活動していて、子育て環境をより良くするためのアイデアを出し合い、具現化してきました。そういった活動の中から生まれたのが「子育て応援隊缶バッジ」です。

ケルナー 子育てをしている当事者として、例えばベビーカーでの移動中に段差や階段があったときなど周りの手助けが欲しい場面で、なかなか手を貸してもらえずに孤独を感じることがあります。一方、周りにいる人も、いきなり手伝うと怪しまれるのではとちゅうちょして、声を掛けられないといった場面も多くある。そういった経験から、困っているお母さんを見かけたときに、周りが「手伝ってあげたい」という意思表示ができるモノがあればいいんじゃないかと考えました。

応募の理由は、“知ってもらうきっかけ”を広く提供するため

「東京シャルソン」当日のスタート地点の様子。参加者同士が街で出会ったときに声を掛けやすいよう、共通のTシャツを着ることも決まりごと。
「Welcome New Comer ようこそ、高津区へ」。昼の部「親子カフェ」では高津のおやつとお茶をお供に、地域の情報交換が行われました。
「太尾支えあい祭り」で配られた「子育て応援隊缶バッジ」。男性でも女性でも着けやすいよう色やデザインにこだわりが。

――佐谷さんは「東京シャルソン」というランニングイベントで今回キャンペーンに応募されたわけですが、そもそも「シャルソン」とはどういうイベントでしょう?

佐谷 ぼくは運動不足を解消するために30代半ばからマラソンを始めたのですが、一般的なマラソン大会がとても苦手で(笑)。通常のマラソン大会はスタートからゴールまでのスピードを競いますよね。それに大会が終わると流れ解散だし、参加者同士のコミュニケーションも盛り上がりません。それじゃつまらない。ぼくはそれを全部“逆”にしようと考え、「シャルソン」というランニングイベントをつくったのです。通常のマラソン大会とは違い、スタート時間もコースも自由。待ち合わせ会場に時間までにたどり着けばいいというのがルール。それで、各自が道中で面白いお店やモノを見つけたら、写真やコメントをフェイスブックにアップロードして皆で共有します。そうすることで、人と人がつながりながら、今まで知らなかった街の魅力をどんどん発見できる。3年半前に始めたら大きな反響があり、いろいろな地域から声を掛けてもらい、これまでで80回 ほど開催されています。

――キャンペーンに応募されたきっかけや理由を教えていただけますか?

佐谷 世田谷でのシャルソン開催は4回目だったので、それなりに認知されおり、開催に必要な人数はすぐに集まる状態でした。ただ今回は、東京中で同時に開催しようと考え、「世田谷シャルソン」でなく、「東京シャルソン」と名前を変えました。それで、自分が持つつながり以外に、『とくらく』というメディアで紹介してもらえれば、より情報が広がりやすいかなと考えたんです。

――酒井さんはいかがでしょうか?

酒井 われわれが開催したイベントは、「にこぷら新地」を使って、地域の人と引っ越してきた人が触れ合うイベントだったわけですが、去年7月に「にこぷら新地」ができたばかりで、NPO法人も立ち上げてすぐだったので財政面的にも貧弱でした。そういったときに資金的な支援が受けられるということを聞き、キャンペーンに応募しました。それともう一つ、まだ知名度がなかったので、佐谷さんが言うように取材してもらい客観的な記事になることで、多くの人に知ってもらうきっかけになるかなと考えたんですね。

――ケルナーさん、田之畑さんは?

ケルナー 私たちは、「太尾支えあい祭り」という昔からある大倉山のお祭りで、「子育て応援隊缶バッジ」をお披露目するイベントを開催しました。子育て当事者と子どもが一緒に参加して、バッジを配りながら、地域の人たちに説明するというものです。やはり普及活動を継続的にやっていかないと意味がないですし、普及するためにはいろいろな地域の方を巻き込む方がいい。だったら地域の方が多く集まるお祭りで、披露するのがいいなと。

田之畑 それで、より多くの人に「子育て応援隊缶バッジ」の取り組みについて知ってもらうためには、やはり取材をしてもらって、イベントの前後でメディアに掲載していただく機会があるというのは大きい。それで応募したという流れになります。

多くの人に知ってもらうことが、新たな展開につながる

人と人がつながることを大切にするシャルソンでは、ゴール後の「パーティ(報告会)」に参加して、その日の発見を皆でシェアすることも大事なルール。
「Welcome New Comer ようこそ、高津区へ」の夜の部として、高津区にあるビール醸造所ブリマーブルーイングの協力の下、「麦×ノクチ 高津のクラフトビールを愉しもう」というイベントも開催。おいしいビールを酌み交わしつつ、地域情報を交換する場に。
「太尾支えあい祭り」では、子育て家庭への応援メッセージを書いてもらった方に缶バッジを配布しました。写真は、横浜市港北区長の横山日出夫氏にメッセージを書いていただいている様子。

――皆さんのお話を聞いていると、金銭的な支援もありますが、それよりも「より多くの方に告知したい」というところが大きかったように感じます。「多くの人に知ってもらう」ことは、まちづくりに関連する活動を行う上でどういった意味があるとお考えでしょうか?

佐谷 例えば、ぼくはレストランを経営しているのでお店のお客さんのネットワーク、そして子育て当事者の方は子育てをする者同士のネットワークがあると思うんですが、その中だけだと活動は深まらないと思うんですね。「地域」ということを考えたときに、自分たちがいるネットワークとは違う場所にいる人が必ずいます。そういう人が新しく参加し、一緒に活動を始めてくれると新しいものが生まれると思います。これが大きいのではないでしょうか。

――自分たちの今いるグループの人は、同じような境遇で、同じ気持ちを持っているわけですが、それ以外の範疇にいる人が交わったときに、また活動の可能性が広がると。

佐谷 あと、何か問題があったときに、その解決方法というのは、自分たちの範疇を飛び抜けたところにあることが多い。自分たちでいくら話し合いを重ねても、解決しないことがあったときに、ある程度、関係ないところから人を増やすことも必要で、そうすることで解決できることもあると思います。そうしたときに、今回の東急沿線という「線」でつながりを広がられる仕組みは大きかった。

酒井 告知という点で、私は、「とくらく」さんと「Peatix」さんとのコラボということが面白いなと思いました。「Peatix」はイベントの告知ツールとしてはよく知られているんですが、「Peatix」を知っている人と、地域の人とはまた違う。でも「Peatix」を知って使っている人は、われわれの住んでいるあたりにもきっとたくさんいるはず。その辺の人たちとも関係ができたら面白いかなと思ったんですよね。

――「Peatix」を普段利用しているさまざまな団体がありますから、そことつながれると、また可能性が広がるかもしれない?

酒井 はい。あと、どういったツールで告知するかで、イベント自体の見え方や見せ方も変わってきますから、そこにも可能性を感じました。

――ちなみに、今回キャンペーンを利用して、何か新しい展開などがありましたか?

酒井 イベントの夜の部では高津区の地ビールを飲んで参加者同士で交流を深めたのですが、その中にワインが好きでご自身でも輸入している方がいたんですね。それで今回の参加がきっかけとなり、その後2回ほど、「にこぷら新地」で ワインの会を主催いただくという展開がありました。その会にもまた地域の方が集まって、そこでもさらにつながりが広がり、次の展開が生まれてきたりしています。

田之畑 実際にバッジを着けた人の写真や、私たちが配っている様子の写真を掲載いたただいたことで、それを見た他の町内会の方々からも、「自分たちも着けたい」という声を頂くなど反響がありました。

佐谷 東急沿線でシャルソンをやったことがある人や、地域活動をしている人から「読んだよ」という連絡をもらいました。そういう人たちと、また一緒に何かをする可能性が出てきています。

必要なのは、「つながり」をサポートする場

「東京シャルソン」中に立ち寄ったお店についてSNSに投稿する参加者。シャルソンでは途中で入ったスポットに、後日訪れる人も多い。地域と参加者のつながりが生まれることもシャルソンの大きな特長。
「Welcome New Comer ようこそ、高津区へ」で、子どもたちが色を塗った“あゆぐるみ”。高津区の大山街道が鮎を運ぶルートだったことから、みんなで「あゆ」を1000匹作ってまちに泳がせて、交流の輪を広げようというプロジェクトも進行しています。
「太尾支えあい祭り」で参加者に缶バッジを着けてもらっているところ。イベント開催後は、地域の方々から「着けたい」と声が掛かることも増えたそう。

――今回のキャンペーンでは、掲載して紹介します、少し支援しますよというサポートだったわけですが、今後、皆さんが自主的にイベントを行っていく上で、こういうサポートがあればいいなと感じていることがあれば教えてください。

佐谷 今回、座談会というカタチでいろいろな団体が集まっているじゃないですか、こういう場が増えると、「近くで活動しているんだね。今度一緒にやろうよ」といった展開も生まれるかもしれません。例えば今回であれば、世田谷でも子育てしている人がいるから、「子育て応援隊缶バッジ」を世田谷シャルソンで配るといったこともできるかもしれない。そういうつながりが気軽につくれて、さらに告知もできてというサポートがあると面白いかもしれません。

酒井 私も似たようなことを考えていて、支援はいろいろあってどれもうれしいのですが、やはり人と人、新しいつながりができるきっかけの場が得られるとありがたいと思います。もちろん、自分たちでもつくっていかなければいけないとは思う。でも、自分たちとは、別の方向からつながりを広げられるようなサポートがあると助かりますね。

田之畑 私たちは子育ての当事者がメインとなった活動なので、やはり子育て当事者目線でのアプローチが多い。ですから、さっき皆さんが仰っていたように、少し幅の広い、違う層の方々からもご意見を頂けるような場があるといいかもしれませんね。実際、私たちは少し前に、大倉山の駅構内でバッジの配布のキャンペーンをさせてもらったのですが、普段付き合いがある人とは違う層の方々と一緒に配布することになったんですね。その際、意外とスムーズに話ができ、刺激も多かった。そういうことを考えても、やはり幅広い層の方と出会う場というのは大切かもしれません。

――今、別の団体との交流ができればいいねという話になっていると思うんですが、実際に今、地元などで他団体との交流やつながりはありますか?

酒井 もともと「にこぷら新地」の活動は、いろいろな団体出身の方が集まって始まったものですから、大山街道の商店街さんや高津区の団体さんなど、他の団体とのつながりや交流は幅広くあります。

佐谷 ぼくは、シャルソンを行った人たちが、ぼくを介してつながるというよりも、おのおのが勝手につながっていってほしいと考えています。他の地域で開催する人たちにノボリなどを貸すんですが、終わった後は、それを返してもらうのではなく、地域の野菜やお菓子と一緒に直接、次の開催地域に送ってもらっています。ぼくはこれを「ご当地リレー」と呼んでいるんですけど(笑)。そうすると、行ったことがなくても、他の地域に興味がわくじゃないですか。こういうカタチでつながりを広げていければと考えています。

田之畑 「こうほくnetほいっぷ」の先輩たちが、地域でコミュニティカフェを開いてくれているのですが、その場所を借りてワークショップをしたり、意見を言ってもらったり。今はそんな感じで他団体や人とつながりを持っています。

――やはり、こういった地域でのつながりは、必要なもの?

酒井 自分たちだけではできないことも多いので。特に活動を広げようというときは、誰かと組むことはとても大切なことだと思います。

これから目標としていることについて

「世界中にシャルソンを広げていきたい」と語る佐谷さん。
「にこぷら新地」の利用には特に制限を設けていないので、より多くの方に活用してほしいと話す酒井さん。
今後は、新しく立ち上げたグループで缶バッジの普及活動に尽力したいと語るケルナーさん。

――今後の展望はどういったことをお考えでしょうか?

佐谷 シャルソンはどこでも誰でも楽しめる仕掛けなので、やる人をどんどん増やしていきたいですね。開催地域もさらに広げていき、世界中で行われればと思います。実はカンボジアのプノンペン在住の知り合いに声を掛けていて、現地にいる日本人も呼び、開催しようと考えています。「線」でつないで広げていくという意味で、東急電鉄さんのように、どこかの鉄道でつなげていくのもありかなと思っています。

酒井 「にこぷら新地」は、行政の施設とも違うし、個人の家とも違う。その中間のような面白い場所です。そこをもっと多くの団体さんに使ってもらうのが私たちの今の目標です。あと、同じ沿線の川崎側にある宮前区や、東京側の二子玉川ともつながりをつくり、お互いの交流が深まるような活動ができればと考えています。

ケルナー 「子育て応援隊缶バッジ」は、「こうほくnetほいっぷ」のメンバーが中心となり作ったのですが、実は「子育て応援隊」缶バッジの継続的な普及活動をするために、このたび新たに「子育て応援隊FROMこうほくnetほいっぷ」という自主グループを立ち上げました。今後はそこでいろいろなイベントを実施することで、バッジのさらなる普及と次なる一手を考え提案していけるように努めていきたいと思います。

田之畑 先ほど大倉山駅で缶バッジの配布のイベントをしたとお伝えしたと少しお話しましたが、今後は、港北区内にある東横線の駅である、日吉、綱島、菊名、妙蓮寺の駅でも配布イベントを企画できるといいなと思っています。駅は、そこに住んでいる方や働いている方が利用し、あらゆる年齢層が集まる場所です。そこで声を掛けて、趣旨を説明して配っていくことで、より地域に広く浸透させることができると考えています。

多様性、コンパクトさ、バランス……それぞれの街の魅力とは?

「モノ(缶バッジ)・コト(シャルソン)・バ(にこぷら新地)」という、それぞれ軸となるものをしっかりと持ち活動している団体のメンバーが集まった今回の座談会。時間を少々オーバーするほど意見が飛び出す、盛況な会となりました。

――最後に、皆さんが活動する街の魅力を教えていただけますか?

佐谷 世田谷は、けっこういろんな地域があって、自然もあるので、自分の足で動くのが楽しいエリアです。それで、ぼくも走るまでは気付かなかったのですが、点から線ができて、自分で動き出すとそれが面になる。いろいろな電鉄会社の路線がそれぞれ独立して走っていますが、実はその沿線の地域を自分が動いてつないでいけば、面としても楽しめるわけですね。世田谷は多様性のあるエリア。自分の姿勢次第で、新たな街の魅力をいろいろなカタチで発見できるところが面白いと思います。

酒井 二子新地は、街に人がたくさんいるのですが、コンパクトにまとまっているところが特徴です。コンパクトなエリアにおいしい飲み屋さんや商店街が集まっている。さらに多摩川も流れていて自然もあるし、大山街道など古い歴史のある道もあります。最近では、二子玉川の街が発展するにつれて、二子新地のコンパクトさや古さが、逆にいいなと感じるようになりました。隣がどんどん開発されたからこそ、昔ながらの街の味わいのようなものを感じられる気がしますね。

ケルナー 大倉山では、昔からある住宅街の方はけっこう高齢化されているのですが、新しいマンションもどんどん建っていて、そこに引っ越してくるのは小さなお子さんがいるご家庭が多い。結果、市内での乳幼児人口はトップになっています。人の出入りも激しい地域ではあるのですが、そういう中で、もともと住んでおられる町内会の方が開く祭りなども盛んで、移り住んだ子育て世代も入っていきやすい。私も実際に大倉山近辺で子どもを産んで育てているんですけど、地域のつながりができるようなイベントが多く、そこで近所の方や商店街のお店の方と知り合うこともできます。地域同士のやりとりが自然にできる雰囲気が残っているところが大きな魅力だと思います。

更新:2015年11月9日 取材:2015年9月26日

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