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遊ぶのが仕事の子どもと遊ぶように働くクリエイター。こんな両者が出会うと何が生まれるんだろう。そんなワクワクするようなことを考えながらリノベーションされたビルが、代官山にあります。はてさて、どんなコトが生まれて育つのでしょうか。このシリーズでは『SodaCCo(ソダッコ)』と名付けられたビルの“ヒト・コト・モノ”を不定期更新でレポートしていきます。

SodaCCo子ども放送局 「コンペごっこ」

番組のMCとパーソナリティーの3人。子どもらしい反応や発想が番組の見どころのひとつ。
iPadのアプリをあっという間に使いこなせるようになった子どもたち。自分たちで描いたイラストを、デジタル画像に変身させていました。
平面であるイラストが、マシンの中でどんどん立体となっていくのに興味津々の3人。

デジタルを駆使して子どもたちがつくる番組

SodaCCoの2階に誕生した「こどもエジソンスタジオ」。ここを発信基地としたインターネット番組の配信がスタートしました。さまざまな分野のクリエイターたちのサポートを受け、子どもたちの発想でゼロから番組を作ろうというものです。「子どもの創造から生まれるアナログと、デジタルが融合していく展開を楽しんでもらいたい」と、番組プロデューサーである「株式会社ユーアール」の永原さん。その収録の様子をのぞきに行ってきました。

番組名は『コンペごっこ』。決まっているのはこのタイトルだけで、番組は、毎回与えられたテーマに沿って、“子どもの創造力”と“クリエイターの技術力”の掛け算によって作られます。主体になるのは子どもたち。りこさん(6年生)、つばさくん(4年生)とあおいちゃん(4年生)の3人によって、番組で使われるキャラクターや音楽、そして番組内容を考え、つくり出していきます。スタジオ入りした子どもたちは、やや緊張した面持ち。スタジオ内には、3DプリンターやiPadなどの最新の機器がそろっています。これらは、子ども目線で生み出されたものを、リアルに作り出すための仕掛け。制作チームのクリエイターたちは、要所要所で声掛けしながら、子どもたちをリラックス させ、一緒に“遊びながら学ぶ”場をつくり出しているようでした。

この日の制作収録のテーマは、「番組マスコットキャラクターを作ろう」です。まずは3人の子どもたちが、思い思いにキャラクターを考え、イラストに。そしてその中から、ひとつ作品を選び、iPadのアプリに取り込みます。次にクリエイターの助けを借りながら、3Dプリンターを稼働させると……。子どもたちもびっくり!! イラストが目の前でどんどん立体になっていきます。まるで、キャラクターが生まれ出てきたかのよう。その変化を目にした子どもたちは、ワクワクが止まらない様子です。会話も自然と弾んでいき、番組収録が終わるころには、これからの展開が楽しみで仕方がないようでした。

番組の統括ブランドディレクター「KIWI」の雄川さんによると、番組の最終目標は「代官山こどもフェスティバル」を開催すること。子どもたちが、代官山にある、子ども関係の会社やショップを取材をしながら、フェスティバルへの賛同を集め、イベントを作り上げていこうというものです。“まち×こども×クリエイター”から生まれる創造力が、どんなカタチで展開していくか? 注目が集まります。

文:森田由紀(Loco共感編集部)

更新:2015年9月28日 取材:2015年8月

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