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SodaCCo(7) 冬の音楽会とHOTな縁日

SodaCCo(7) 冬の音楽会とHOTな縁日

ヒト・コト・モノがつながる場

遊ぶのが仕事の子どもと遊ぶように働くクリエイター。こんな両者が出会うと何が生まれるんだろう。そんなワクワクするようなことを考えながらリノベーションされたビルが、代官山にあります。はてさて、どんなコトが生まれて育つのでしょうか。このシリーズでは『SodaCCo(ソダッコ)』と名付けられたビルの“ヒト・コト・モノ”を不定期更新でレポートしていきます。

出会ってみよう! 日常にない、体験と人

こだわりの作家さんたちによる雑貨やおやつが勢ぞろいした「手づくり市」
「山燕庵」のワークショップで、親子仲良く“ぬか袋カイロ”作成中。針と糸を持つ、しずくちゃん(4歳)の表情は真剣そのもの。
インパクトがある、チャンキー松本さんの「紙切り似顔絵」。どんな似顔絵になるのかな?
「馬喰町バンド」のワークショップでは、子どもたちが体全体を使って、音楽を表現してくれました。

子どもたちがクリエイターと出会い、「つくる」ことのコンセプトから完成までを体感し、楽しんでもらいたい。――そんな願いから、SodaCCoで開かれた音楽会と縁日。「ホットな味わい」と「冬を楽しむ支度」ができそうなモノ・コトが集まりました。

「ヘンテコな大人と子どもが出会い、“つくる”を身近に体験できる場や機会をつくりたくて企画しました」と話すのは、このイベントディレクターの佐藤有美さん。今回は「冬支度」をイメージして、体も心も温めてくれそうな食べ物やアイテムを集めたそうです。「“ヘンテコな大人”って?」「どんなものがつくれるの?」「心を温めてくれるものとは?」と期待を胸に、SodaCCoを訪れてみました。

クリスマスデコレーションを見ながら2階へ上っていくと、手作り小物、福笑いクッキー、アクセサリーなど、クリエイターの個性が光るものを並べたお店や似顔絵屋などがあり、縁日のにぎわいそのもの。お正月飾りやペンダントなどのモノづくりワークショップにも、たくさんの人が並んでいました。その一つ、「山燕庵」の「ぬか袋カイロ」作りをのぞいてみると、小さな子どもがお母さんと挑戦していました。カイロの仕組みとなる材料――ぬかと玄米、塩、ハーブをもらい、こぼれないように布袋に慎重に入れます。そして針と糸で布口を縫えば、オリジナルカイロの出来上がり! 針で縫う初めての経験に少し緊張していた子も、その出来栄えには大満足の様子。また、「seto」の「リンリンミノムシペンダントづくり」では、細長い布の端切れを自由に組み合わせ、鈴と一緒にひもで結べばオリジナルのペンダントに。リンリンと鳴る音が愛らしく、人気を呼んでいました。

1階のスタジオでは、わらべうたや民族音楽を独特の世界観で歌う「馬喰町バンド」の3人が、「うた遊び おと遊び からだ遊び」のワークショップを開催。1歳から小学生までの親子15組が参加し、みんなでオリジナルの歌をつくります。まずは音づくりから。両手に持った空のペットボトルを打ち合わせると「ポンポンポン」、足で床を踏み鳴らせば「ドンドンドン」、自由な発想からリズムができていきます。子どもは音楽の天才! 音に合わせて自然と体も動きます。気分がのってきたところで次は歌づくり。事前に子どもたちに描いてもらっていた絵を出して、「これは何かな?」「お星様!」……と交わされる言葉をつないで歌詞をつくり、それにバンドメンバーがリズムをつけると、オリジナルの歌が完成。5歳の女の子は、「わたしの描いた絵から歌ができてうれしい!」と満面の笑顔でした。最後は出来立ての歌をみんなで口ずさみ、大きな輪になり踊って大はしゃぎ。

そして、広場で食欲そそる香りを立てていたのは、人気のカレー屋台5軒。エビとたっぷり野菜が入った「東京カリ~番長」の“ベンガル風カレー”をはじめ、「ダバ☆クニタチ」や「シバカリーワラ」などなど――どの店もこだわりのおいしさで、子ども以上に目を輝かせる大人の姿があちこちに! 体を温めてくれたスパイシーなカレーは、早々に売れ切れるほどの人気ぶりでした。

クリエイターのように、家族とは別な魅力を持つ人たちと出会い、モノづくりを一緒に体験する機会はなかなかないことで、楽しい思いと共に子どもたちの心の中に残ったことでしょう。こんな場が身近にあるといいですね。

文:小松句美子・前田伸子(Loco共感編集部)

更新:2016年1月28日 取材:2015年12月

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