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SodaCCoオーナー 佐藤芳秋さん

SodaCCo(8) インタビュー SodaCCoオーナー 佐藤芳秋さん

ヒト・コト・モノがつながる場

遊ぶのが仕事の子どもと遊ぶように働くクリエイター。こんな両者が出会うと何が生まれるんだろう。そんなワクワクするようなことを考えながらリノベーションされたビルが、代官山にあります。はてさて、どんなコトが生まれて育つのでしょうか。このシリーズでは『SodaCCo(ソダッコ)』と名付けられたビルの“ヒト・コト・モノ”を不定期更新でレポートしていきます。

代官山の地に根差していきたい、みんなのビル『SodaCCo』

質問に答えてくれる佐藤さんからは、穏やかな笑顔と温かさの奥に、2年目に向ける意気込みを感じました。
入り口のエントランスは、豪華なリースでお出迎え。SodaCCoのテーマカラーは「グレー」。白でもなく黒でもなく、「中間・調和」をクリエイティブに表現しているそうです。
オープニングの際にプレゼントされたキーホルダー。設計に携わった「blue studio」の担当スタッフさんが、最初に担当した物件の思い出に300個手作りで製作してくれた一品です。
2015年12月23日のSodaCCoイベントでは、スタッフとしてお子さんと一緒に受付を担当した佐藤芳秋さん。スタジオのワークショップに興味津々。

子どもとクリエイターの“育つ”が出会う、みんなのビル――『SodaCCo』。オープンから1周年を前に、オーナーであるUrban Resort Group「佐藤商会」取締役の佐藤芳秋さんに、お話を伺いました。


――改めて、SodaCCoを始めたきっかけを教えてください。

佐藤商会が、SodaCCoの隣のガソリンスタンドを経営していることもあり、2013年に縁あってこのビルを所有することになりました。建物を生かしリノベーションするにあたり、兼ねてからファンであった「blue studio」に依頼し、どんな場にしていくか話し合いがスタート。企画に携わったメンバーには皆小さな子どもがいたこともあり、代官山には子どもが過ごしたり遊んだりする場所がないという話題になりました。さらに「子どもの遊びから好奇心や発見が生まれること」と、「クリエイターが遊ぶように仕事をし、プライベートと仕事の境目無く取り組むこと」は親和性が高いのでは? この2つを掛け合わせたら何か生まれるのではないか? と話が及び、最終的に、このビルを「子どもとクリエイターの“育つ”が出会う場」にしようと話がまとまりました。

――この1年、SodaCCoの様子を見てきて、どう感じていますか?

手探りながらのスタートでしたが、テナントや地域の方々のご協力と、“子どもとクリエイターが育つ”というコンセプトからか、認知度が徐々に上がってきていると感じています。私は代官山に住んではいませんが、ここには街を愛し、街のために何ができるかを考えている人が多いと思います。人の心にも場所にも「余白」があり、相手が代官山に居住しているかどうかに関係なく、話を聞く耳と受け入れる場が開かれています。ですから積極的に地域の方と関わり、SodaCCoがこの地に根付けるように働きかけ、「街に愛着を持って暮らし、仕事をするような子ども」を、地域の方と共に育てていけたらと思います。

――今後のSodaCCoのビジョンと具体的な動きを教えてください。

今まで、子どものクリエイティブ教育を手掛けるCANVASの定例ワークショップを行ったり、季節ごとのマルシェを開催したりしてきました。2016年3月から「コビーアフタースクール+」ができることをきっかけに、少しずつ進めていたクリエイターとの取り組みを、本格的に実践していく予定です。また、代官山の地域の方や商店で使わなくなったものを集め、クリエイターとのワークショップなどで活用することや、屋上での野菜作り、天体観測など、子どもとのイベントやマルシェを定例化し、「SodaCCoでは子ども向けのイベントよくやっているよね!」の声を増やしていきたいと思っています。家業の佐藤商会は、創業78年、「誠実なサービスを提供すること」を信条にしています。「クリエイターや子どもが出会える場」を提供する大家として、この場で何か行うことで、地域の方とSodaCCoに関わるクリエイターとの出会いをつくり、つなげていきたいです。


2年目になるSodaCCoでは、新しい企画も始まり子どもの笑顔も増えそうです。皆さんもぜひ、足を運んでみてください。

文:森田由紀(Loco共感編集部)

更新:2016年2月18日 取材:2016年1月

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