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東急電鉄

WISE Living Lab (1) WISE図書館 Vol.2 オススメの絵本を持ち寄ろう!

ヒト・コト・モノがつながる場

たまプラーザの美しが丘公園に隣接し、地域住民・行政・大学・企業などが連携してまちづくりを進めていくための場としてオープンした「WISE Living Lab(ワイズ リビング ラボ)」。横浜市と東急電鉄が推進する「次世代郊外まちづくり」の情報発信や活動の拠点としても期待されているWISE Living Labの“ヒト・コト・モノ”を、イベントレポートやインタビューでお伝えします。

大好きな絵本を自作のポップで紹介。「本」を通して地域の多世代をつなぐ

文字やイラストを効果的に使って本のおすすめポイントを伝える“ポップ”。描いた人の思いが伝わってきて、思わず手に取ってしまいます。
ポップづくりのコツを説明してくれたのは、WISE Living Labを運営する石塚計画デザイン事務所の加藤健介さん。ポップづくりが初めての人にも、基本から教えてくれます。
堅苦しいあいさつは抜きに、自然と会話が生まれます。
絵本の好きなところや、ポップで工夫した点を一人ずつ紹介。

土曜の昼下がり、WISE Living Labの共創スペースに集まってきたのは、オススメ絵本のポップづくりワークショップに参加する人たち。WISE Living Labでは現在、共創スペースの一角に図書コーナーをつくる「WISE図書館」を進めています。今回のワークショップは、5月に開催された「私の好きな街が出てくる本」に続く第2弾です。企画から告知まで、地域の人の協力によって、世代を超えたワークショップが実現しました。

まずは、ポップづくりのコツを学ぶところから。「この絵本で自分が好きなのはどこだったかな」「他の人にも共感してもらうにはどう書けばいいかな」「目に留めてもらうには文字の色や大きさ、イラストをどう工夫したらいいかな」「小さいスペースをどう使うと読みやすいかな」など、相手の立場でポップの内容を考えます。

どんなポップにするかイメージを膨らませながら、いよいよ絵本のポップづくりに取り掛かります。絵本を読み返す人、鉛筆で下書きをする人、すぐにイラストを描き始める人。丸テーブルを囲んで、大人も子どもも真剣な表情です。「こんなに集中することはめったにないなあ」とつぶやく人も。初対面の緊張感も手伝って、しばらくは、絵本をめくったりペンを走らせたりする音だけが聞こえてきます。

けれども、マジックペンや材料のシールを譲りあったり、隣同士で自己紹介を始めたりと、次第に会話と笑顔が生まれていきます。「お近くですか?」「絵本よく読まれるんですね」──共創スペースがそんな和やかな空気で満たされ、みんなのポップができあがったところで、本の紹介タイムです。

我が子が大喜びしたページを思い出しながらポップをつくった人。寝かしつけるために読んでいて思わず自分が涙してしまった体験を話す人。宿題やお手伝いが嫌いな主人公に、とっても共感した人。絵本の独特の世界を、ポップでも見事に再現した人。自分が受けた衝撃をストレートに表現した人。見た目は怖いけれど心の優しい主人公を、優しいタッチで描いた人。楽しい読み方を教えてくれる人。大好きなページに出てくるウサギを描いてくれた人、など。絵本の紹介の中に、それぞれのバックグラウンドも垣間見えて、一人ひとりといろいろ話してみたくなります。

「はらぺこあおむし」を紹介した女性は、「前回のイベントがとても楽しかったから」と2回目の参加。本が大好きだという小学4年生は、学校でチラシを見つけ「一人でも参加したい」とやって来たそうです。まちづくりを卒論のテーマにしている高校3年生は、「こういう空間が地域にあるのってすごくいいですね」とWISE Living Labに興味津々。家族で参加した人は、自宅にあるたくさんの本を使った地域のつながりづくりを思案中だとか。今回をきっかけに、新たな展開が起こりそうです。

WISE Living Labでは、「WISE図書館」を今後も随時開催していくとのこと。今回のポップは、共創スペース内に飾られています。開館中は本も自由に閲覧できるので、立ち寄ってみてはいかがでしょう。

文:柏木由美子(スパイスアップ編集部)

更新:2017年10月17日 取材:2017年9月9日

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