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東急沿線 街×人 二子玉川エリアで輝くMomたち Cheer Up Mom 黒木公美さん

子育ては大変な日々の連続…。その忙しさに引きずられることなく社会や地域とつながり、自らを、そして周囲のママたちを“笑顔”にしようと活動している『Cheer Up Mom(チア アップ マム)』。スポーツと子育ての両立を楽しむためのコミュニティーは、今や、ママたちを主役にしたイベントを企画するほどに成長。2014年5月には駒沢公園で「Happy Mother's Day SMILE FESTA」という一大イベントを成功させています。代表の黒木公美さんにお話を伺いました。

黒木公美さん

PROFILE●くろきくみ
「体を動かすことで笑顔の輪を広げよう」をテーマに、二子玉川~駒沢・自由が丘エリアで活動するママたちのコミュニティー『Cheer Up Mom』の代表。男の子2人(中3・小5)の母。自身でもランニングやヨガなどに積極的に取り組み、大会前には1日30キロ走ることも。モットーは “自分の好きなことをやる以上、子育ても家事も手を抜かない!”。

生き生きした心と体を持つママでいるために

週に1回、砧公園や駒沢公園に集合! ランニングやヨガを楽しみます。
自然の中でストレッチ。身もココロもほぐれます。
2012年からの2年間で、なんと述べ約600人が参加。

――『Cheer Up Mom』は何人くらいのメンバーで、どういった経緯でスタートしたのですか?
もともとは、私ひとりで。そこにランニングのコーチの方をお願いして、走り出したのが始まりなんです。子育てで10年間くらい運動もできなくて、太ってしまったり、体調も季節によって芳しくなかったりしていて。でも、次男が小学校に入ったのをきっかけにランニングを始めた結果、本当に心も体も健康になれたんですよね。それを、たくさんのママさんたちと共有したいという気持ちが強くなった。ママが日中、外を走るのってちょっと抵抗ある方もいらっしゃるみたいなんですけど、そこをあえて乗り越えてもらって、体力をつけて、苦しい思いをした分、自分の心身がどんどん変わっていくのを味わっていってほしいなと思ったのが、一番の理由なんです。

――テニスやエアロビなど運動形態はたくさんありますが、なぜランニングだったのでしょうか。
ランニングの良さは、頑張れば必ず成果が結果に表れることなんです。それって、努力があまり報われない子育て中のママにはとてもいいなというか(笑)。例えば1キロしか走れなかったのが5キロになり、10キロになったりする。自分が頑張ったものが分かりやすく成果に出ることって、とても励みになるんですよね。そうして基本的に毎週水曜日、みんなで走ることを続けていくうちに、いつの間にか私の周りのママたちだけじゃなく、幼稚園のママとか、知らない学校のママも増えていって。集まったからって大した話をするわけじゃないんですけど、いつも笑顔で顔を合わせるだけでもまた一週間頑張ろうって思える、そういう場になっていったんです。

育ってゆくCheer Up Mom

小学生対象の栄養教室+おにぎり作りのワークショップ。真剣な表情がかわいい。
二子玉川カタリストBAで行われた、スポーツ栄養学とスポーツメンタルトレーニング講座。
企業と連携して、山手西洋館から赤レンガ倉庫まで、ノルディックウォーキングで巡るプログラムを企画。

――いつしかランニングだけではなく、いろいろなイベントを行うようになっていきましたね。
例えば今年(2014年)の1月にも講演会を開いたんですけれども、それも自然発生的に生まれたものというか。子育てをしている人同士の普段の会話の中で、子どもが運動をするたびにやせてしまうという話とか、おけいこに行きたがらないときどうしてる?という話が出て、「それならこういう本があったよ」みたいな情報が集まりだしたんですね。その延長で、もっとこういう話を聞きたい人はたくさんいるはずだから、講演会やってみようということになって。帝京大学のラグビー部の栄養管理を10数年やってこられた管理栄養士の虎石真弥さんや、スポーツ心理学を教えてくださる東海大学の高妻容一さんに突撃で電話をして、講演会でお話していただけるようお願いしたんです。私たちが企画したものって、何も当てもない状態から、いろいろとつてをたどって実現させてしまったものばかりなんです。

――やっぱり走る方たちだけあって、フットワークがいいんですね。いろんなことに興味を持つママたちが集まってる。
本当、そうですよね。でも私も含め、もともとそういった広がり方を意識してる人は誰もいなかったんです。暑い夏も寒い冬も走ってメンタル的に強くなっていく中で、さまざまなことを実現する能力がついていったというか。毎週毎週続けていく小さい活動なんですけど、沸き立つ想いとか体力やタフさを養えて、大きなことができるパワーが持てたんだと思うんです。

――『Cheer Up Mom』を立ち上げたころから変わらない理念はありますか?
あんまりお互いを干渉しないということですね。いつも一緒、何をするのも一緒となるとしんどくなってしまうので。例えばですけど、今、運営しているメンバーですら全員が集まるのは難しくて。優先順位としては、まず家族、その次に自分のお仕事があって、最後が『Cheer Up Mom』なんですね。みんなでやりたいことを思い描いて動きだしたのに、義務感を持ってしまうと楽しくなくなっちゃうので。運営する側も参加されている方たちもそれぞれの生活を一番大事にした上で楽しめるってことを、今も、そしてこれからも大切にしたいと思ってるんです。

初のビッグイベント「SMILE FESTA」から学んだこと

手作りで温かみのある受付。スタッフも来場者もみんなが楽しそう。
テレビ局の取材も数社。当日夜のニュースでもイベントの様子が流れました。
中央広場の使用許可、レイアウト、企業協賛、出店依頼、会場の飾り付け、告知などすべてを7人のママで準備。

――先日、駒沢公園での大きなイベント「SMILE FESTA」が大盛況のうちに終了しましたが、当初からこの規模で検討していたんですか?
構想は去年の冬くらいで、最初は本当にランニングレッスンがあって、ブースが5~6個という予定でした。でも、計算をしてみたら駒沢公園を借りる値段と採算が合わないねってことになってしまって。ある程度採算を合わせるためには、いろんなプログラムがあったり企業にも協賛してもらう必要がある。そして、ワクワクするためには、ある程度ハードルも上げたかったというのもあり、決して無茶をしない範囲で頑張ってみようということになったんです。想像を超える大きなコンテンツばかりでしたけど、一個一個取り組んでいけば大丈夫だろうって思いましたし。手作り感みたいなものを維持するために、冠スポンサーはあえてつけなかったんですけども、みんなのおかげで大成功だったと思います。

――ランニング、ヨガ、フードショップに手作り工芸など充実した内容でしたが、特にこだわったのはどういった点でした?
やはり母の日イベントということもあり、「母の日プロジェクト」は人気でしたね。テントの中でママが主役の家族写真を撮るというシンプルなものだったんですけど、すごくにぎわっていて、イベント全体のテーマが伝わってる気がしてうれしかったです。あとそれ以外のワークショップもプロの方というより、ママさんたちを中心にお店を出していただいたので、会場がとてもピュアな雰囲気に包まれていて。ママだからこその優しい対応がとても好評でした。

――満足の出来?
来た人たちに楽しんでもらいたい、その手応えがあったことが、私たちにとって一番の自信になりました。来年もさらに素敵なものを形にできたらいいなと思っています。

よりママらしく もっと柔らかく

二子玉川の地域デザインブランド「フタコラボ」の商品開発に協力。
仲間たちと走ることは、通常のランニングとはまた違った楽しさとパワーを与えてくれる。

――『Cheer Up Mom』、今後の展望はどう考えていますか?
社会の役に立ちたいとか子どものためになる活動をしたいとか、そういう想いでママたちはすごくパワーを発揮できるんですよね。一方で、やりたいことと家庭のことと、そのバランスで悩んでるママさんたちは、きっとたくさんいると思うんです。そんな中これからもやっていくためには、ぜいたくなことかもしれませんが、詰め込み過ぎずに活動していけたらなと思うんです。

――今後の活動のために今、できることは何だと思われますか?
みなさんイチ主婦でありママですけれど、生き方としてとっても確固たるものを持ってる方たちなんですね。そんなみなさんの今までの生きてきた価値が認められるものだったり、力が発揮できることと出合えたらいいなと思うんです。そのためにこちらも、“求めてもらえる人”でありたい。そして、そのためにはママとして日常生活をきちんと過ごすことが大事だなって思っています。

二子玉川・上野毛エリアから発信していきたい

生活する上でとても便利で、なおかつ人に優しい二子玉川エリア。たくさんのママたちの笑顔が、さらにこの街を魅力的にしている。

――このエリアの魅力を教えてください。
今回もいろんな企業がなぜ協賛してくれたかというと、私たちが活動しているエリアに住んでいる女性やファミリーは、とても注目されているらしくて。このエリアの人たちに自分たちの商品を知ってもらいたいと言われるんですね。実際、「SMILE FESTA」で家族写真を撮られていたファミリーも、とても素敵な方たちが多かったんです。きっと普段着でふらっと寄ったであろう方たちなんですけど、きちんと生活感がありながら素敵なんですね。そこが魅力でしょうか。私たちとしても、そういったママさんや子供たち、パパさんたちに向けて発信していきたいなという気持ちがあるんです。

――この二子玉川エリアにこだわりたい…ということですね?
はい。今回のイベントで協賛のお願いに伺ったところで、用賀の通販会社があって。そちらの方が、「地元に住んでいる女性の意見を聞きたいとずっと思っていた」とおっしゃっていて、後日5人で座談会をしに伺ったんですね。例えばそういった機会をもっと増やしていきたい、ご協力できることはしていきたいなと思ってるんです。それがこの二子玉川エリアへの貢献になれたりしたら、ますますいいなと思いますし。いいご縁があっていい関係がつくれるんだったら、ぜひトライしていきたいなと思います。

――では黒木さん自身、なぜこの街が好きなんでしょうか?
ちょうどいいというか。都心過ぎず、郊外過ぎず。子どもが小さいときって、外遊びもさせたいし、でも自分の買い物もしたくなりますよね? ここは、それが一緒にできるんですよね。公園で遊んでから、ベビーカーに乗せて、ちょっと寝てくれたら自分の見たいお店を見て帰れたり。そのバランスがすごくとれてるので、ママたちも精神的に健康なんだと思うんです。川沿いで運動もできるし、素敵なお店もたくさんある。うまい具合に、両方で発散できてるんですよね。

インタビュー・文:川上きくえ

Happy Mother's Day SMILE FESTA 2014

開催:2014/5/11(日)
場所:駒沢オリンピック公園 中央広場

黒木さんたち『Cheer Up Mom』が主催した母の日イベント「SMILE FESTA」は、2014年の母の日に駒沢公園で開催されました。 晴れ渡った空の下、ベビーカーを使ってのエクササイズなど、ママたちを主役にしたユニークなワークアウトプログラムが行われました。ほかにもフードワゴンや手作りクラフトのワークショップも登場。 なかでも人気だったのが、ママを囲んで家族写真を撮るブースで、写真館での撮影とひと味違う、あったかい笑顔であふれていました。

更新:2014年7月23日 取材:2014年5月

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