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沿線まちづくり ヒト・コト・モノがつながる場 SodaCCo 代官山 子どもとクリエイターが出会う、まちのビル。ここで生まれるのは、どんなワクワク?不定期発信中!

遊ぶのが仕事の子どもと遊ぶように働くクリエイター。こんな両者が出会うと何が生まれるんだろう。そんなワクワクするようなことを考えながらリノベーションされたビルが、代官山にあります。はてさて、どんなコトが生まれて育つのでしょうか。このシリーズでは『SodaCCo(ソダッコ)』と名付けられたビルの“ヒト・コト・モノ”を不定期更新でレポートしていきます。

ふくふくSTUDIO第1回ワークショップ 親子でいっしょに洋服づくり!

ワークショップについて説明する「Think the Earth」の谷口西欧さん。
子どもたちは、綿花の手触りに興味津々の様子。これを使ってネックレスも作りました。
おしゃれなお手製トップスが完成し、みんなで記念写真! みんなとってもうれしそう。

“想像力”と“創造力”が
ものを大切にする心を育む

今回は『SodaCCo』6階に入居している「一般社団法人Think the Earth」主催のイベントに潜入。3~6歳の女の子の親子を対象にした、服作りと子どもワークショップの様子をご紹介します。

日の光が差し込む机の上に置かれた、鮮やかなドット柄のオーガニックコットンの生地とロックミシン。これらを使って、なんと3時間ほどで女の子用トップスを作ろうというのが、このイベントです。主催の「Think the Earth」は、コミュニケ―ションやクリエイティブの力で、環境問題や社会問題について考え、行動するきっかけづくりをしている組織です。このイベントでは、親子で創造に触れる機会をつくり、実際に目で見て手で触れて感じる体感を通じ、作り手の顔を想像する力、ものを大切にする心、創造する喜びを、子どもたちと共に育むことを目的にしているとのこと。家庭用小型ロックミシンのトップブランド「baby lock」と、オーガニックコットンの生地を提供したフェアトレードの専門ブランド「ピープル・ツリー」とタッグを組んでの開催です。「ピープル・ツリー」鈴木さんの「フェアトレードは、買ってくださる人、使ってくださる人、そして作ってくださる人、みんなが温かい気持ちを持って幸せになれる仕組みです」というお話に、さらにやりがい度がアップ。さあ、作業の開始です。

初めは、トップスの肩に付ける“飾りづくり”。思い思いに好きな色柄の短冊状のひもを選ぶ子どもたち。ママと一緒に真剣な表情で束ねると、すてきな飾りの出来上がりです。次の作業の“身ごろ合わせと袖つけ”は、お母さんが主役。子どもたちは、すぐ隣のワークショップエリアへ移動して、「フェアトレードガーデン世田谷」によるコットンのルーツがわかる「洋服ができるまで」という紙芝居で楽しくお勉強です。実際に綿花にも触れ、コットンを使ってのアクセサリー作りを楽しむことで、“コットンの優しい手触り”を体験しました。また、“いろくみ”というグッドデザイン賞を受賞した知育グッズでのワークショップも行われ、さまざまな色や形の組み合わせのピースで、独自の作品作りを楽しんでいました。

一方、事前に裁断されたキットを受け取ったお母さんは、一瞬にして縫い合わせができてしまうロックミシンで、作業を黙々と進め、主催側も驚くほどの早さで作品が完成しました。早速、親子が一緒になって記念撮影です。子どもたちは、出来上がったトップスを着て、照れくさそうにしながらもかわいい笑顔を見せていました。この日作ったオーガニックコットンの洋服は、きっと思い出と共に“親子をつなぐ宝物”になることでしょう。

半年間この企画の準備をしてきたという「Think the Earth」の谷口さんは、「生きるために必要な衣食住のすべてがお金で手に入る現代です。日常的に使うモノを創造することで、ぬくもりを感じたり、大事に扱う気持ちを学んだり、誰かを思いながら作る楽しさを知ってもらえる機会が増えると良いですね」と話してくださいました。参加したお母さんたちからは、「男の子向けのお洋服もあったらぜひチャレンジしてみたい」という声もありました。『ふくふくSTUDIO』の今後の展開から目が離せません。

文:斉藤寛子(Loco共感編集部)

更新:2015年8月24日 取材:2015年7月11日

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