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東急電鉄

空き物件とエリアの再生プランを作る――リノベーションスクール@東急池上線(前編)

リノベーションまちづくり@東急池上線 VOL.4

全国的に大きな地域課題となっている、空き家や空きビルの増加。その課題に対し、東急電鉄がリノベーションを通じたまちづくりに取り組み始めました。そのスタートとして、株式会社リノベリングの協力のもと、池上周辺エリアで2月に3回にわたるシンポジウムが、3月には実践の場となる「リノベーションスクール@東急池上線」が開催されました。今回は3日間にわたり行われたスクールの様子を、前編・後編に分けてご紹介。前編では、公開プレゼンテーションに到るまでの受講生の活動を、写真を中心にレポートします。

3日間で事業プランを生み出す集中講義「リノベーションスクール」

スクール開校式で行われたガイダンス。ブルースタジオ大島さんは、民間企業でありながらパブリックマインドを持つ鉄道会社がスクールを主催することに、大きな意味があると語りました。
東急電鉄 都市創造本部 開発事業部の太田副事業部長による主催者あいさつ。鉄道会社としてまちづくりに取り組む思いを語り、受講者には3日間楽しんで取り組んでほしいとエールを送りました。
スクールの途中には、体験談などが豊富に盛り込まれたユニットマスターのライブアクト(講演)も開催され、受講生はまちづくりに関する見識を深めながら取り組んでいきます。

「リノベーションスクール」は、遊休不動産(空き家、空き店舗)を活用する事業プランを生み出し、エリアの再生につなげていくための“実践の場”です。
今回、受講生は4つのユニット(A、B、C、D)に分かれ、各ユニットマスターの指導のもと、池上駅周辺に実際にある4つの対象物件を再生する事業プランを、3日間かけて作り上げます。

初日、受講生たちはユニットごとに担当物件と周辺エリアを見て歩き、街の変化の兆しと文脈(歴史や地形、地理情報など)を読み解きます。その後、「エリアの定義」「建物の活用案」を含めた素案を提案(ショートプレゼン)し、講師からアドバイスをもらいます。2日目は、「誰のために誰が行うのか」「事業収支はどうするのか」など内容を具体化し、2度目のショートプレゼンに挑みます。続く3日目、いよいよ受講生たちは各ユニットで作り上げた事業プランを、不動産オーナーや一般来場者の前で公開プレゼンします。

業界の専門家であり、事業プラン作りをけん引する役割を担うユニットマスターに加え、今回は周辺エリアでまちづくり活動などに携わるキーマンがサブユニットマスターとして参加しました。各ユニットの詳細は、以下の通りです。

ユニットA対象物件:久松温泉 2階宴会場
ユニットマスター:三浦丈典さん(スターパイロッツ代表)
サブユニットマスター:酒井洋輔さん(株式会社HUG代表)

ユニットB対象物件:永寿院 倉庫・駐車場
ユニットマスター:大島芳彦さん(株式会社ブルースタジオ)
サブユニットマスター:八住敦之さん(蒲田ミライ会議主宰)

ユニットC対象物件:本門寺公園
ユニットマスター:明石卓巳さん(株式会社レイデックス代表)
サブユニットマスター:梶田裕美子さん(西小山編集室主宰)

ユニットD対象物件:駅前空き店舗
ユニットマスター:青木純さん(株式会社まめくらし代表)
サブユニットマスター:石川大輔さん(蝉 semi代表)

見て、聞き、歩き、五感を研ぎ澄ませながら街の文脈を読み解く

住む地域や職業もバラバラの受講生が顔をつき合わせ、わずか3日間で事業プランを作り上げる集中講義を、たっぷりの写真とキャプションでご紹介。
初日の開校式を終えた受講生たちは、自己紹介もそこそこに担当物件やエリアの実地調査を開始します。

※ 写真をクリックすると、拡大写真とキャプションが表示されます。

よりリアルに、当事者意識を持って、事業計画を具体化していく

自分たちのアイデアの検証を重ねる2日目。作業は深夜・未明にまで及びます。そして3日目、午後からの公開プレゼンに向け、受講生たちの熱量は頂点に!

※ 写真をクリックすると、拡大写真とキャプションが表示されます。

更新:2017年4月6日 取材:2017年3月

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