スマートフォン用ページへ
東急電鉄

沿線新発見 ホタルが舞う都会の水辺・洗足池‐大田区立大森第六中学校「農援隊」の挑戦‐

7月中旬から下旬。池上線沿線の洗足池では、淡い光をまとったホタルが宙を舞います。この幻想的な景色が楽しめるのは、池に隣接する大森第六中学校の生徒たち「農援隊」と地域の団体が連携して、ホタルの復活に取り組んでいるからこそ。いつの日か自然にホタルが舞う日が訪れますように――。そんな祈りを込めて活動を続ける「農援隊」の取り組みと、洗足池の見どころをご紹介します。

  • 大田区立大森第六中学校「農援隊」とは

    写真を拡大

    生徒たちがボランティア活動をするために結成した集まり。洗足池のホタル復活プロジェクトをはじめ、学校内の落ち葉を肥料に変えるミミズコンポスト作り、その腐葉土を使ってのゴーヤカーテン作り、大岡山駅前花壇の整備など、活動内容は多岐にわたっています。

  • 地域連携でホタルの復活を目指す

    写真を拡大

    2004年、洗足風致協会など地域団体の呼び掛けで、洗足池でホタルを観賞するための取り組みが始まりました。農援隊では、洗足池にホタルを自生させるための水質浄化活動と、「横浜ホタルの会」からもらい受けた幼虫の育成・放流を行っています。

  • ホタルの放流式

    写真を拡大

    毎年6月上旬、洗足池公園内の水生植物園で、ホタルの幼虫の「放流式」が行われます。自然科学部によって約9カ月間育てられた幼虫は、水中に放たれた後、1~2週間かけて上陸し、さなぎになります。約1カ月後には成虫として宙を舞うのです。

  • 失敗から学んだこと

    写真を拡大

    取り組みを始めた2004年、農援隊の放ったホタルのほとんどが成虫になることができませんでした。なぜ成虫にならなかったのか。調査の結果、洗足池の水質では幼虫のエサとなる巻き貝・カワニナが育ちにくいことがわかりました。

  • 水質浄化のために植栽いかだを導入

    写真を拡大

    ホタルが無事成虫になるには、洗足池の水質浄化が不可欠。そこで、藍藻類の発生を抑えて池の水をきれいにする「植栽いかだ」を導入。空芯菜などを育てながら、水質浄化を進めています。東急電鉄では「みど*リンク」アクションとして、この植栽いかだの購入を支援しました。

  • 地域の人たちが心待ちにしているホタル

    写真を拡大

    農援隊の努力と地域団体のサポートが実を結び、成虫になるホタルの数は年々増加。毎年7月中旬から下旬の風がない夜には、農援隊が放ったホタルが宙を舞う姿を眺めることができます。2013年にはわずかながらホタルの自生が確認され、今後ヘの期待が高まっています。

洗足池見どころマップ

洗足池周辺の見どころをGoogleマップでご紹介。アイコンをクリックすると各スポットの写真と詳細が見られます。

更新:2014年7月10日 取材:2014年6月

コメント

  • 本コメントはFacebookソーシャルプラグインを使用しており、これによって生じた損害に対して当社は一切の責任を負いません。
  • コメントを投稿するにはFacebookにログインする必要があります。

おすすめの記事