スマートフォン用ページへ
東急電鉄

東急沿線イベントレポート

有機クラブ 野菜の収穫と試食会

開催
2015年7月25日(土)
最寄駅
中目黒
場所
中目黒公園
中目黒公園で、落ち葉や剪定枝から堆肥を作り、無農薬の野菜や果物を育てる活動を行っている「有機クラブ」による収穫イベント。地域の子どもたちと保護者に、野菜の収穫や試食を通して野菜の魅力に触れてもらおうというもの。毎年夏に行われ、子どもたちの“食育”にも役立つと評判です。
「有機クラブ」が作っている落ち葉堆肥。公園内の落ち葉で肥料を作ることは、ゴミを出さない“完全循環型”の公園作りをする上で大切な作業なのです。
野菜の収穫体験のほか、「有機クラブ」では野菜の植え付けイベントも開催しています。自分で植えた野菜を収穫した子は、「こんなに大きくなったんだ」と驚いていました。
試食会はピクニック気分♪ 野菜は収穫後すぐに公園内の設備で「有機クラブ」のメンバーに料理してもらいます。ミネストローネやナスの黒砂糖シナモン添えなど、メニューも豪華!

野菜嫌いな子も野菜好きに!?
落ち葉堆肥で育てた夏野菜の収穫イベント

四季折々の花や生き物を見ることができる中目黒公園。ここで活動している「有機クラブ」は、公園で出る落ち葉や剪定枝を集めて堆肥を作り、公園内の畑で有機無農薬の野菜や果物を栽培。エコロジカルなサイクルを実現しています。そんな「有機クラブ」が、地域の親子を招き、「収穫したばかりの野菜はこんなにおいしいんだよ」「畑ではこんなふうに野菜が育っているんだよ」ということを知ってほしいと、毎年開催しているのが『野菜の収穫と試食会』です。育った野菜を前に、子どもたちがどんな表情を見せるのかを楽しみに、収穫イベントに出掛けてみることにしました。

夏空の下、中目黒公園のわんぱく広場に続々と親子が集合。早速、「有機クラブ」が管理している畑で、ジャガイモ、キュウリ、ナス、トマト、オクラの収穫を体験します。まずはジャガイモ掘り。スコップで土を掘ると、大小さまざまな形をしたジャガイモが顔を出します。「あった!」「取れた!」と子どもたちは大騒ぎ。それを見ているお父さんお母さんも「ほらほら、あそこにあるよ、取って」と大興奮の様子。他の野菜も次々収穫していき、用意されたバケツは見る見るうちにいっぱいになりました。子どもたちが特に驚いていたのが、畑になっている野菜の大きさ。「こんな大きなナス見たことない!」「このキュウリ、私の顔より大きいよ!」と声を上げています。自分の手で畑の野菜を収穫することで、野菜の生命力を実感できたようです。

続いて、収穫後の畑に、「有機クラブ」が作った落ち葉堆肥を混ぜていきます。これは次の収穫のための大切な作業。肥料の中からコガネムシの幼虫が出てくると、「有機クラブ」のメンバーから、「コガネムシの幼虫は植物の根を食べる害虫で、カブトムシの幼虫は植物の成長を邪魔しない益虫なんですよ」とレクチャーしてもらいました。ただし、それは人間が勝手に決めていることで、自然界ではどちらも欠かせないということも教わる子どもたち。自然の仕組みの再認識につながったのか、保護者の中にも大きくうなずく人が何人もいました。

最後はいよいよ試食会。収穫した野菜をスープやサラダにしていただきます。収穫したての野菜を使った料理は、彩りも鮮やかなうえ新鮮で、自然を丸ごといただいているような豊かな気分になれます。参加者に話を聞いてみると、普段は野菜嫌いなのに、今日はパクパク食べられたという子があちこちに! 「だっておいしいもん!」と野菜料理を口いっぱいに頰張りながら答えてくれました。その笑顔を見ていると、「この日のために一年間頑張っている」という「有機クラブ」のメンバーの気持ちがとてもよく分かる気がします。

自然の営みを肌で感じられる体験は、子どもにとっても大人にとっても、たくさんのことを学べる大切な場であることを実感したイベントとなりました。

更新:2015年8月7日 取材:2015年7月25日

コメント

  • 本コメントはFacebookソーシャルプラグインを使用しており、これによって生じた損害に対して当社は一切の責任を負いません。
  • コメントを投稿するにはFacebookにログインする必要があります。

おすすめの記事