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出かけようしながわの商店街 東急沿線いいもの巡り しながわ発見!! つまみ食いウォーク2015

2015年11月14日(土)開催 ―イベントレポート―

開催
2015年11月14日(土)
最寄駅
戸越公園
場所
スタート&ゴール:文庫の森(12の商店街を歩く1周約7kmのコース)

品川の商店街で、おいしいものをたくさん食べ歩きできる楽しいイベント、『つまみ食いウォーク』。街の活性化のために始まり、毎年人気を呼んでいます。今年は地元の小・中学生が、ボランティアでお店の手伝いをしました。このイベントに寄せる大人たちの思いと、初めて裏方として参加する子どもたちの思いに触れてきました。

子どもたちの参加で街を活性化

お客さんに笑顔で接し、しっかりした受け答えですっかり店先を任されていました。
雨の中、各商店会をバイクで巡回中の綱嶋信一さん。欠かさず一人一人に声をかけ、コミュニケーションを取っていました。
開始45分前から、一番乗りで参加券配布を待っていた仲良しグルメチーム。もうお腹いっぱいです!と雨の中でもイベントを満喫した様子でした。
「後藤蒲鉾店」のおかみさん、「声出してくれるようになって、子どもたち、頑張ってくれています」と笑顔です。

「こんにちは! 小鯵の南蛮漬けはいかがですか」――雨の中、旗ヶ岡商店街の店頭で声を張って呼びかけるのは、荏原第五中学校8年生の男女8人。『つまみ食いウォーク』は、商店街の活性化を図ろうと、品川区の16商店街が連携して行っているイベントです。10回目を迎える今年は、初めての企画として、6つの地域の小・中学生たち41人がボランティアで参加し、舞台裏を支えました。

荏原第五中学校から参加したのは、日頃から品川区旗の台児童センターで小学生の面倒を見ているという仲間たちです。そのボランティア活動を通じて、仲間と一緒に参加する楽しさを知ったことから、『つまみ食いウォーク』では、事前の研修も受けて積極的に手伝いました。ちょうど中間試験前で勉強もたいへんな時期でしたが、地域活動への意欲的な参加に、お店の人たちも感心していました。

今回、子どもたちのボランティア参加に尽力したのが、品川区商店街連合会副会長の綱嶋信一さんです。子どもたちが将来、地域の中で豊かで楽しく生きていくためには、彼らにもっと地域に入って来てもらい、学校やNPOとも人を介してつながりを持つことが大事だと、綱嶋さんは考えています。
「ボランティアでたくさんの子どもが来てくれました。私は人間が好き、品川が好き。子どもたちも“商店街のファン”になってもらえればうれしい」と語る綱嶋さん。

お客さんでにぎわう、戸越銀座銀六商店街のパン屋「ハリマヤ」。パンの袋詰め作業と接客を担当した、荏原平塚学園7年生の女子学生2人からは、「『ありがとう』と言ってもらえたのがうれしい」と、笑顔の感想が返ってきました。綱嶋さんの熱い思いが伝わったのか、次回の参加も考えているそうです。

『つまみ食いウォーク』には、毎年このイベントを楽しみに、都内外からも参加者が訪れます。横浜市から来たという参加者は、仲間を誘って15軒ものお店を回ったそうです。
戸越銀座商店街の「こめパン処 米魂(ベイコン)」は、常連さんから人気のあるお店の一つ。オーナーの富室毅さんは、「普段から児童・学生の職業体験を受け入れています。地域の結びつきは大切。子どもたちが、店先であいさつを交わし、商店街に親しんでもらえるといい」と話してくれました。

旗ヶ岡商店会会長の高田一夫さんは、「これをきっかけに、中学生や高校生と地域の人との交流を図り、商店会も顔が見える地域連携をつくっていきたい」と語ります。
子どもたちがまちづくりに参加することで、自分たちの暮らす地域の“ファン”となり、それが街の活性化につながっていく、と感じたイベントでした。

文:森田由紀(Loco共感編集部)

更新:2016年1月5日 取材:2015年11月14日

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