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二子玉川「ちょいまち会」まちづくりワークショップと懇親会

2016年2月21日(日)開催  ―イベントレポート―

ますます活性化する二子玉川のまちづくり活動。その取り組みに“お試し参加”できる機会を提供する『ちょいまち会』。その3回目となる会合が、二子玉川ライズのカタリストBAで開かれました。今回は、“お試し参加”で得られた経験などをもとに、地域のまちづくり活動をさらに良くするためのアイデアを出すワークショップも開催。和気あいあいとした会の様子をたっぷりレポートします。

6つの「実習」を振り返り、参加者が感じたことを共有

6つの「実習」の様子がダイジェストで紹介されました。
会場には各実習の内容をまとめたポスターも掲示されました。

まちづくり活動に参加してみたくても、「入り口がわかりづらい」「一度参加したらずっと抜け出せないのでは……」といった不安があり、はじめの一歩を踏み出せない人も多いのではないでしょうか? そういう人たちに、「実習」という名の“お試し参加”をしてもらい、まちづくり活動について知ってもおうというのが、『ちょいまち会』の趣旨。二子玉川駅周辺の町会・玉川町会が中心となって立ち上げた「二子玉川100年懇話会」による取り組みのひとつです。

『ちょいまち会』では、第1回の「ガイダンス」 、第2回の「実習報告Ⅰ+ゼミⅡ」 の2つの会合にて、まちづくり活動を合計11紹介。今回は、そのうちの第2回の会合で紹介された6つのまちづくり活動にて、参加者が「実習」に参加する様子が、写真や感想とともに披露されました。

<実習のピクチャーレポート>

まちをもっとすてきにするためのワークショップ

ファシリテーターの導きで、話し合いはとてもスムーズに進行。
ワークショップでは、『ちょいまち会』の参加者のみならず、町会メンバーからも次々と意見が。
各班の意見が紙にまとめられ、新しいまちづくり活動のアイデアが徐々に見える形となっていきました。

続いて、本日のメインコンテンツである「まちづくりワークショップ」を行います。ワークショップの参加者は、AからFの6つの班に分かれ、別々のテーブルに着席。各テーブルには、住民活動の支援などを手掛けているまちづくり活動の専門家が、話し合いの流れを導くファシリテーターとして参加します。

いよいよワークショップがスタート。はじめに参加者同士が自己紹介。その後、『ちょいまち会』に参加した際に感じたことや、普段の地域活動などで感じていることを各班で共有します。そして出てきた感想や意見などをもとに、自分自身が楽しんでできそうな取り組みはどういったことかを議論。それらのアイデアの中から実現できそうなことをひとつ選び、さらに議論を深めます。最後にグループごとにアイデアをまとめ、代表者が発表しました。

ワークショップの時間は1時間少々と短かったのですが、ファシリテーターの方も驚くほど積極的に意見が飛び交い、発展的なアイデアが次々と飛び出していました。また、既存のまちづくり活動についても、「こうしたらもっと良くなるのでは?」といった建設的な意見が続々と挙がるなど、白熱したワークショップとなりました。続いて、各班が発表したまちづくり活動のアイデアを簡単にまとめてご紹介します。

音楽、文化交流、飲み会などさまざまなアイデアが……

アイデア発表のトップバッターはA班。普段、世田谷区に勤めているという参加者が発表を担当しました。
既存のまちづくり活動の改善すべき点を指摘したB班。町会関係者も真剣に聞き入っていました。
C班の発表は、二子玉川に引っ越してまだ1年という方が担当。まちづくりのアイデアを事前に用意してきたという意欲あふれる参加者でした。
D班は、隣街の二子新地でダンス教室をしているという女性が発表。2つの街の交流についても言及し、発表は大いに盛り上がりました。

A班 音楽でまちを盛り上げる

A班からは、河川敷や高架下などにミニライブができる「ちょこっとステージ」を設置し、二子玉川に住んでいる(であろう)バンドマンや音楽家などに呼び掛け、場を提供してはどうだろうというアイデアが出ました。大人も子どもも障がいのある方も、みんなが楽しめる音楽イベントを実施し、二子玉川を“音楽のある街”として盛り上げようというものです。


B班 「たまチャリルール」をもっと広めたい

B班は既存のまちづくり活動に対しての改善点を発表。例えば、「たまチャリキャンペーン」では、数カ月かけて準備をし、当日も長時間の取り組みを実施したにもかかわらず、町会内でも知らない人がいたそうです。また、参加者が限定され固定されている状況も。今後はまちづくり活動の告知や宣伝についても力を入れてはどうだろう、という提言がありました。


C班 古民家で日本文化交流

C班が提案したのは、二子玉川公園にある周遊式日本庭園「帰真園(きしんえん)」において、和文化体験を通して地域の人たちが交流する場をつくってはどうかというアイデア。新しく引っ越してきた人たちや外国人、子どもなど、さまざまな人を対象にし、着物やお茶、和菓子などの伝統文化を気軽に体験できる場をつくろうというアイデアでした。


D班 ちょい飲み会@ぬくぬくハウス

女性ばかりがメンバーとなったD班からは、『ちょいまち会』で知り合った人たちとさらに親交を深めるための飲み会をしましょうというアイデアが飛び出しました。地域共生の家である「ぬくぬくハウス」で、3月3日、ひな飾りを愛でながら、今後のまちづくり活動についていろいろな話し合いをしましょうとのことでした。

まちづくりのアイデア発表後は、鹿肉カレーで懇親会も!

男性ばかり集まったE班の発表では、女性ばかり集まったD班とまさかの“飲み会かぶり”が発覚。会場が笑いに包まれる場面も。
F班の発表では、二子玉川の街がよそ行きの街になってしまい、くつろげなくなったという地元の人ならではの率直な意見も飛び出しました。
懇親会では、鹿肉カレーとともに、チャイニーズチキンサラダや地元・二子玉川のレモンを使ったレモンシロップなども振る舞われ、皆さんの会話も弾みました。

E班 まちづくり活動を持続的に行うための飲み会

E班からは、まちづくりのアイデアを出したり交流したりするための飲み会の場をつくろうという提案がありました。会では、必ず参加費を集め、その余剰分を次の活動費に充てます。そして次の飲み会を実施し、次のまちづくり活動を実施していく。この循環を繰り返すことで、まちづくり活動を資金面から支えられるのでは、という提言でした。


F班 情報の交通整理を

F班の話し合いでは、地元の人たちに「情報が届いていない」という話が中心になりました。そこで街の魅力を知ってもらうための情報発信をしていこうというアイデアが誕生。皆が知りたい情報を整理することで、将来的には、一目でわかる二子玉川の情報が集まった媒体をつくってみてはどうだろう、とのことでした。


各班のバラエティーに富んだ発表が終了。どのアイデアも実現できそうなものばかりで、二子玉川のまちづくり活動の新たな展開を感じさせてくれました。

続いて皆さんお待ちかね、鹿肉を使ったカレーを食べながらの懇親会が開かれました。食事を楽しむワークショップ参加者に今日の感想を聞くと、多くの方が「これからのまちづくり活動が楽しみになった」とうれしそうにコメント。二子玉川の街のさらなる活性化を感じさせる刺激あふれるイベントとなりました。

3月27日(日)には同じくカタリストBAで、このワークショップのまとめも含めた、「ちょいまち会」初年度についての発表会が行われるとのことです。

更新:2016年3月17日 取材:2016年2月21日

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