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鶴間公園のがっこう 第3回 どんなイベントする? ~イベント内容を考える~

2017年9月23日(土)開催 ―イベントレポート―

南町田駅周辺の再整備で新しくなる鶴間公園の使い方を考える講座もいよいよ大詰め。新しい公園の姿がだんだん明らかになると同時に、市民の皆さんで考えた「鶴間公園でやってみたいこと」を実現する日も間近に迫ってきました。

イベント名 鶴間公園のがっこう 第3回
開催 2017年9月23日(土)
場所 町田市立鶴間小学校体育館
最寄駅

市民の思いが集まって、鶴間公園の未来が見えてきた

南町田駅からスポーツエリアを通り、境川まで公園が一体となってつながります。「アクティブデザイン」を取り入れることで、体を動かしたい気持ちが高まりそう。
絵本の世界観を再現しながら読み聞かせをする「のんびり自然を味わう」チーム。おはなし選びにも子どもを持つお母さんならではのこだわりが。
それぞれのチームが、この場所でやりたい、というシールを貼った公園イベントマップ。あちこちでいろんなイベントに出合えそうです。
時間いっぱいまでアイデアを出し合います。
終了を告げるコーディネーターの声に、どのチームからも「時間が足りないよ」の声が聞こえてきます。

6月から3回にわたって公園について学び、その未来を考えてきた「鶴間公園のがっこう」。11月4日の「鶴間公園のがっこう祭」と名付けたイベントに向け、チームによる最後の話し合いが行われました。

1時間目、今回の鶴間公園のリニューアルプロジェクトをとりまとめる東京農業大学・准教授の福岡孝則さんと、神戸大学・准教授の槻橋修さんが、計画の進捗状況について報告しました。

槻橋さんは、スポーツエリアに取り入れられた「アクティブデザイン」について説明。これは人々の行動を促すきっかけとなる“サイン”が散りばめられた空間デザインのこと。世界的にも注目されているそうで、オーストラリアのモナッシュ大学の事例がスクリーンに映し出されました。キャンパス内にあるバスケットコートの地面に、学生生活のヒントや友達同士の交流を連想させる単語(ASK、THOUGHTSなど)がペイントされています。鶴間公園でも、運動場に「けんけんぱ」など、子どもたちの遊びのきっかけとなる“サイン”がペイントされるほか、公園内の壁を、ボルダリングができる「アクティブウォール」にするなど、子どもたちの遊んでいる姿が目に浮かぶような工夫が取り入れられることになっています。
福岡さんからは、公園の生態系に配慮した照明や、四季を演出する表情豊かな植栽など、昨年に実施されたワークショップの成果を踏まえた新しい公園デザインのポイントについて説明が加えられました。

続くトークセッションでは、神戸市の公園で福岡さんと槻橋さんが行っている「アーバンピクニック」という社会実験について触れ、「ユニークなイベントで公園利用者を増やそうという市民活動は、『鶴間公園のがっこう』にも共通するものがある。大切なのは、使う人たちが公園の使い方をふくらませるようなトライをし続けること」と、参加者にエールを送ります。

2時間目には、公園整備の過程で伐採した樹木を活かしたいという市民の声から生まれた、がっこう祭当日のプログラム「公園の木を活かすワークショップ」について、第1回のゲスト講師、一般社団法人街の木ものづくりネットワークの湧口善之さんから紹介がありました。
手作業で樹皮を削ったりのこぎりを引いたりしながら、みんなで力を合わせて公園の新たな一歩を踏み出すことに意義がある、という話には、参加者の誰もが大きくうなずいていました。また、公園にあるクスノキは油分が多く燃えやすいので、火を使う企画に生かせるということや、樹皮を使った草木染め、ドングリコーヒー、木の根元で芽を出した“木の赤ちゃん”を見つけて里親になろう、という楽しそうなアイデアも紹介されました。

3時間目は、イベント実現に向けた最後のグループ学習です。企画を固めて、必要になるものをすべて書き出し、前日までに準備することを確認して、役割分担をして……と、やることはたくさんあります。

食べることが大好きなメンバーが集まった「ほっと食体験」チームでは、地元農家の協力で野菜を調達し、ネギの丸焼きや焼き芋、焼きマシュマロにする話が進んでいます。しかし、公園でピザを作ってみんなに食べてほしいと考えていたメインの企画が、食品衛生管理上難しいとわかり、何か解決方法はないかとあきらめきれない様子。
絵本の世界観を再現しながら読み聞かせを行う、ユニークな紙芝居公演の企画が進んでいるのは「のんびり自然を味わう」チーム。このチームには、第1回のゲスト講師だったえんがわカンパニーのおきなお子さんも参加、見ている人たちと一緒になって楽しむためのアイデアもどんどん飛び出しています。
「境川」チームと「どんぐり」チームは合体して「森の遊び場」チームに。工作に使う予定のドングリが、イベント当日の11月になるとあまり拾えないかも、というピンチに知恵を絞ります。

参加者からは、「まだまだ課題は多いです。でも今まで無理かなと思ってきたことが、解決策も見えてきて何とかなりそうです」と、イベントに向けて期待を膨らませる声や、「最後になってようやくひとつのチームになった気がします」と、参加者同士の良好なコミュニケーションを思わせる感想が聞かれました。多くの人が「イベント当日までにもう1回集まりまーす」と明るい返事を残して解散しました。

いよいよ次回はイベント本番です!

更新:2017年10月23日 取材:2017年9月23日

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