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東急電鉄

第6回 『みど*リンク』カンファレンス

2018年4月14日(土)開催 —イベントレポート—

東急沿線で緑化活動をしている団体から企画を募り、優れた企画に東急電鉄が支援品などを提供し、まちづくり・コミュニティづくりを応援する『みど*リンク』アクション。その取り組みのひとつとして、年に一度、支援グループが集まり活動報告などを行う『みど*リンク』カンファレンスが開催されています。第6回カンファレンスの様子を、支援グループ交流の場「懇親会」と合わせてレポートします。

イベント名 第6回 『みど*リンク』カンファレンス
開催 2018年4月14日(土)
場所 カタリストBA
最寄駅

沿線で緑化活動する団体が交わり学ぶ、年に一度の会

活動報告の様子。限られた時間の中で、スライドや動画が効果的に使われています。他グループの発表に皆さん真剣に聞き入っていました。
懇親会で提供された料理と飲み物を用意してくれた、二子玉川やたまプラーザなどで活躍する皆さん。会場からは「おいしそう!」「豪華!」という声が次々と。
懇親会では、首都高速大橋ジャンクションの屋上庭園でブドウを育てている「目黒天空庭園栽培ガーデニングクラブ」(2015年度支援グループ)が造ったワインも提供され大好評。
アワードを受賞した「地球っ子・綱島」代表・佐藤さん(右から2番目)と亀田さん(左端)。共に祝う「地球っ子・綱島」の蕎麦田さん(右端)と、「綱島バリケン島プロジェクト」の石川さん(左から2番目)。
「洗足グリーンクラブ『オリーブとミモザの会』」の依田さん(左)と「富志美会」の森戸さん(右)。商店街と町会のコミュニケーションを活発に取ることが街の発展につながると、熱心に話していました。

今年で6年目を迎える『みど*リンク』アクション。東急電鉄ではこれまで東急沿線の59団体を支援しており、2018年度は新たに8つの団体の活動を支援します。こうした支援グループが一堂に会し、緑化活動やコミュニティづくりについて学び合い、交流を深める場が『みど*リンク』カンファレンスです。

まずは2017年度に支援を受けた8つのグループが活動報告。1グループわずか5分の持ち時間の中で、一年間情熱を傾けた活動について、各グループの代表が工夫を凝らしてレポートしました。

活動報告の後は、東京農業大学の濱野周泰(はまの・ちかやす)教授による講演です。テーマは「コミュニティが生まれる住民参加型・緑化活動について」。濱野氏が代表を務めている三鷹市の「NPO法人 花と緑のまち三鷹創造協会」について、三鷹市の職員や学識経験者、市民の代表、市民緑化推進委員会とともに会を立ち上げた経緯や、年々応募者が増えている「ガーデニングフェスタ」という写真投稿された庭園を表彰するイベントの活動、市内の3つの里での活動、市民ボランティアの育成、さらには市民を主役に据えたコミュニティづくりの基本知識まで、濱野氏の体験を元にした、緑の活動の参考になるさまざまなトピックスが展開し、参加者から高い関心を集めていました。

続いて、会場の注目が集まる中、『みど*リンク』アワードの受賞グループが発表されました。これは、活動報告を聞いた参加者が「良い」と思ったグループに投票し、決定される賞です。今回受賞したのは、綱島駅近くの河川事務所を拠点に、鶴見川流域で子どもたちと生き物の観察や保護、外来種の駆除などを行っている「地球っ子・綱島」の皆さんでした。

アワード発表の熱気を帯びた会場はセッティングし直され、立食パーティー形式の懇親会が開かれます。カンファレンスが「学びの場」だとすれば、懇親会は「交流の場」。懇親会の場を盛り上げる飲み物や食事にも、地域のつながりを深める演出が施されています。二子玉川を拠点に活動している村上ゆかさんが主催する「どうぞのごはん」のケータリングは、地元の野菜や手作りのパンなどを使った華やかなメニュー。さらに、世田谷育ちの有難豚(ありがとん)の生ハムや、2016年度に『みど*リンク』アワードを受賞した「世田谷ホッププロジェクト」が造る二子玉川のビール・フタコエールなどが並ぶ中、懇親会はにぎやかに始まりました。

『みど*リンク』アワードを受賞した「地球っ子・綱島」の代表・佐藤さんは、「本当にありがとうございます。子どもたちもすごく喜ぶと思います」と受賞の喜びを語ります。同グループの亀田さんは、2013年度支援グループの「綱島バリケン島プロジェクト」の代表でもあります。亀田さんは「(佐藤さんたち)若い世代がこうやって育って、今回の賞をもらってまた頑張ろうって思えるのは素晴らしいこと」と、鶴見川流域で活動するグループが増え、活動を評価されていることを喜んでいました。

新たに支援グループに選ばれた戸越銀座の「平塚二丁目町会・花と緑の部」の皆さんは、2014年度支援グループで同年度のアワードを受賞した「東京都立田園調布特別支援学校」のメンバーからアドバイスを受けていました。「他のグループの活動にはない一工夫が大事」と東京都立田園調布特別支援学校の柴田さん。それを聞いて平塚二丁目町会・花と緑の部の志賀さんは、「地元の小学校が140周年なので、それと絡めて何かできないか考えたい」と今年の活動への意気込みを語ってくれました。

「富志美会」の森戸さんと「洗足グリーンクラブ『オリーブとミモザの会』」の依田さんは、同じ目黒区で活動する仲間同士。カンファレンスに参加した感想を、「皆さんの活動が素晴らしくて、特に子どもと一緒に活動することでコミュニケーションの輪を広げているグループの活動が参考になりました(依田さん)」、「協力いただく方をどう増やすのかで皆さん苦労されていると思いました。私もそこが課題なので頑張ろうと思います(森戸さん)」と、コミュニティの広げ方について参考になった旨を語ってくれました。

カンファレンスをきっかけに他グループとの交流を深め、情報交換した各支援グループの皆さん。今回得たものを持ち帰り、これからの緑化活動やコミュニティづくりにどう生かし、どう形にしていくのか。今後の展開に大いに期待が膨らむカンファレンスでした。

文:庄司健一 写真:木村雅章

更新:2018年6月1日 取材:2018年4月14日

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