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第1回多摩川綱引き大会 高津区 VS 世田谷区~兵庫島の戦い~

2018年5月20日(日)開催 —イベントレポート—

多摩川を挟んで位置する川崎市高津区と世田谷区は、これまでもさまざまなイベントで連携を広げてきました。今回は川崎市と世田谷区の境界を決める「綱引き大会」を開催。さらにカレーやクラフトビールを楽しむ“食”対決も行われ、五月晴れの空の下で交流を深めました。

イベント名 第1回多摩川綱引き大会 高津区 VS 世田谷区~兵庫島の戦い~
開催 2018年5月20日(日)
場所 綱引き対決:兵庫島公園 / 食対決:多摩川河川敷 瀬田地先広場(バーベキュー場隣)
最寄駅

川崎市長と世田谷区長も参戦! 市区の境をめぐる綱引き対決

「兵庫島は渡しません!」の保坂世田谷区長の声に、「オー」と力強く応える世田谷区住民の皆さん。
綱引きは力比べの競技ですが、チームワークも試されます。全員のタイミングを合わせるために、「わっしょい! わっしょい!」と大きな声を上げます。
川崎市高津区と世田谷区の境界線を、1メートル世田谷区側へ移動し、勝利を喜ぶ川崎市・福田市長。「来年は取り戻します!」と保坂区長。
地元の野菜を使った「兵庫島カレー」は、村上さんの取り組みのひとつ「どうぞのごはん」として提供されました。
ビール対決はカップで投票。カレーは川崎、ビールは世田谷が勝って引き分けとなりました。

川崎市と世田谷区は、2014年に「川崎市と世田谷区との連携・協力に関する包括協定」を締結しました。多摩川によってつながる連続した地域として、互いの資源や特長を生かし、地域の活性化や持続的成長に向けた取り組みを推進しようというものです。世田谷区の玉川地域と川崎市高津区は、大山詣りでにぎわった大山街道でつながり、古くから交流が行われてきた歴史があります。これまでにも、多摩川の渡し船を復活させた「宇奈根の渡し」「二子の渡し」のイベントなどで交流を深めてきました。今回の「綱引き対決」も、こうした地域交流をさらに深め、連携しやすい環境を整えることを目的として行われたイベントです。

舞台となった二子玉川・兵庫島公園(世田谷側)には、世田谷区・保坂展人区長、川崎市・福田紀彦市長、川崎市高津区・高梨憲爾区長も駆け付けました。「絶対に兵庫島を取る!」と福田市長が気勢を上げれば、迎える保坂区長は「取られたら正々堂々と取り返します」と余裕の構え。

勝負は5歳~8歳の部、9歳~12歳の部、一般の部で、それぞれ先に2勝した方が勝ちです。最初の戦いは5歳~8歳の部。川崎市側が先に勝ち星を挙げました。続く9歳~12歳の部で世田谷区側は、「綱は脇に挟んで引っ張ると力が出る」と綱の握り方や引き方を子どもたちに伝授。踏ん張る足元から砂煙が上がります。アドバイスのかいあって、9歳~12歳の部は世田谷区が勝利しました。

1対1となり、決着は大人の部へ。1回戦は世田谷区が一気に綱を引き込み、まず1勝。このままではまずいと川崎市側は高梨区長が掛け声を担当し、全員のタイミングを合わせて2回戦を見事勝利しました。いよいよ最終決戦。互いに気力を振り絞りますが、引いては引かれ、なかなか勝負がつきません。最後には川崎市側が引き切って勝負あり! 境界線を表す旗が、1メートル世田谷区側へ移されました。

二子玉川のまちづくり活動を推進する二子玉川エリアマネジメンツの代表で、大会の副実行委員長を務めた佐藤正一さんが、「今回だけで終わらせずに、来年、再来年、100年先にも続いているようなイベントにしたい」とあいさつすると、参加者の皆さんからは大きな拍手が起こりました。

第2ラウンドは、多摩川を渡って多摩川河川敷瀬田地先広場(川崎市側)へと対決の場を移し、カレーの食べ比べとクラフトビールの飲み比べで“食”対決です。

高津区のカレーは、大山街道にちなんで鳥取の“大山”地鶏を使用したニコルーチェの「大山地鶏イタリアントマトカレー」。大山街道フェスタ(高津区)で行われた「第5回カレーフェスタ」のグランプリ受賞カレーです。対する世田谷区は、「ゆいまあると3つの磁石」で活動する村上ゆかさんの「兵庫島カレー」。ビールは川崎市代表・ブリマーブルーイング「ゴールデンエール」と、二子玉川で二人の主婦が手掛けたクラフトビール「フタコエール」の対決です。

綱引きでおなかを空かせた参加者の皆さん。カレーを食べながら「決めるの難しいなあ」。カラッと晴れ上がった空の下で、ビールも一層おいしく感じます。投票の結果、カレーは川崎市が勝利し、ビールでは世田谷区が勝利しました。

表彰式を終えた大会実行委員長の川崎泰之さん(NPO法人DT08理事長)は、「包括連携協定締結で川崎と世田谷の交流が増え、さらに盛り上げるためにも何か新しいイベントをやりたかったんです。対決イベントならきっと盛り上がるだろうということで“綱引き”を選びました。この大会を通じてさらに交流が深まれば」と話してくれました。

みんなで綱を引くことで、勝ち負けに関係なく一体感を感じることができたイベント。引き合った綱は、川崎市と世田谷区をつなぐ交流の象徴となりました。

更新:2018年6月22日 取材:2018年5月20日

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